もしかしてアコギってそんなにがんばって弾かなくて良いんじゃね?

防音室のある家に引越しまして、アコギを弾く機会がダンゼン増えました。
今までは週に一回カラオケで弾語り練習する際に触るだけだったのですが。
ちょいちょい弾くようになって、うすうす気付いたのがコレ。
もしかしてアコギってそんなにがんばって弾かなくて良いんじゃね?
というところ。

割とソフトタッチで十分鳴ってくれるんじゃないかな??
どの程度からがソフトタッチかというのは議論になりそうですが、
少なくとも今までガシガシ弾いてたのに比べるとソフトタッチという意味であります。

アコギの品質にもよるところだけど、
エレキに比べると、タッチに対するレスポンスが良いのはだいたい間違いないと思うんだよね。
弱く弾くとホントに弱く鳴る。
強く弾くとラウドに鳴りすぎちゃうように感じるんだよね、昨今。
ゆえに、自分が普通に弾く強さの50%でぐらいがちょうどいいのかも。
それならイザというところで100%出すこともできるし、
30%に絞れば繊細な所に対応できると思う。
表現の幅が広がるとおもうんだよね~(一般論)

この記事書いていて思い出したんだけど、
坂本竜馬が西郷隆盛と初めて会った際のコメントで、

「西郷というやつは、わからぬやつでした。釣り鐘に例えると、小さく叩けば小さく響き、大きく叩けば大きく響く。もし、バカなら大きなバカで、利口なら大きな利口だろうと思います。ただ、その鐘をつく撞木が小さかったのが残念でした」

というのがあるそうで。

画像

釣り鐘が西郷どんで、小僧さんが引っ張ってる丸太が撞木の竜馬ってことですな。
竜馬としては西郷を大きく鳴らせなかったと分析しているのですが、
後に薩長同盟に大政奉還と続いていくので、良くなる鐘の西郷どんは小さく突いても実はよく響いてたんじゃないかなぁと推察。
そんなことない?
西郷は大政奉還に反対だったんだっけ。
まぁいいや~

どんな楽器も力いっぱい弾けば大きな音が出て気持ちいいんですが。
アコギは小さい音でもちゃんと”小さく響く”というのがあるかなという発見でした。
この間の宮内家オープンマイクの後、
宮内マスターから「丁寧に弾くようになった」と、お言葉頂きましたので、
少なくとも悪くない方向ではあるのかな、と思ってる所であります。

精進、精進んん!

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