大相撲殺人事件

だいぶ前に、
「読書感想記事は需要が無いっぽいのでやめる」
旨申しまして、2014年ぐらいから本読んでも読書メーターに記録するだけで、ブログの方では触れてこなかったのですが。
自分のブログだし書くことあったら書いておけば、と思い直しました。
けっして更新するネタに困ったわけではないのです。
4月と言う事で良い季節でもありますし?
え?もう19日??

あけおめ!2018年の目標!
あけましておめでとうございます!早速ですが、今年の目標です。ブログの目標一応今年の目標を立てなきゃいけないなと思うところなのですが、どうしたもんでしょうか。...

年初の目標に2018年間100更新という目標を立てましたが、進捗どうでしょう。
3月までに7回+7回+3回=17更新!
あれれー?!
更新がんばります。

本書とは関係ない所が長くなりまして申し訳ありませんが、
読み終わりました。


大相撲殺人事件 (文春文庫) / 小森健太郎

公式のあらすじが面白いとSNSでバズっておりました。

 

さらに日馬富士による暴行事件の報道に始まる一連の騒動でさらにプッシュされ(?)、
図書館の貸し出し予約待ち5ヶ月。
やっと読むことができました。

読書メーターにブログと連携するサービスが見当たらなかったのでスクショ

感想は読書メーターに書きましたが、かなり辛辣になってしまいました。
他の方のレビューを見ると、バカミステリー等と書かれているので、そういうジャンルなんでしょうか。
「タイトルはふざけてるけど中身は本格」というのを期待していたので、決まり手は肩透かし。
せかいはひろい。

地獄変・邪宗門・好色・藪の中 他7編 感想

芥川龍之介の短編集。
岩波文庫。
BookOFFにて108円で購入。
いわゆる王朝物の短編がまとめられている。

「ございます口調」の語り部が話す体裁の作品が多く、独特の厳かさを感じる。
口伝という古い形体が王朝物の古めかしさをより引き立てている。
「ございます口調」は下手をするとギャグにも慇懃無礼にもなってしまうと思うのだけど、そこを世界観作りに使ってしまうあたり、流石は文豪と言った所かと思う。

平安時代は幽玄な雰囲気よりも、映画「羅生門」の「末法の世」みたいな雰囲気が好き。
美しい物も汚い物もゴチャゴチャと細かい描写を与える事ができるあたりは、人として文章レベルの違いが歴然として突き放されるように感じる。
自分も頑張ろう。

「杜子春」等小学生でも読める話から、「藪の中」の人狼ゲームめいた話、耽美?を感じる「地獄変」まで、バリエーションの広さも芥川龍之介の魅力かと思う。
本書は割と読解力が求められるけど、独特の雰囲気は一読の価値アリ。

 

大盗禅師

司馬遼太郎の幻想小説。
江戸初期に幕府転覆を企てた由比正雪
同時期に大陸で女真族の侵略に対抗した明の遺臣鄭成功
二人の活動を、剣豪浦安仙八の視点で描く。
謀反者達の物語。

由比正雪周辺で実在の人物が多数出てくるのだけど、ジャンルとしてはファンタジー。
妖術だか幻術だか、不思議なことが度々起きる。
司馬作品をよく読んでいる父親の曰く
「司馬遼太郎もこういう話書くんだなぁ」
だそうで。
異色作のよう。
実際、司馬遼太郎全集にも入っていないらしい。
ファンタジーという事を抜きにしても、
一つの歴史的出来事を焦点に描いているわけでないし、
ラストも唐突に終わって、尻切れトンボのような印象。
書くだけ書いて次の企画に行ってしまったのかな、と推測。

一応浦安仙八が物語を通じての主人公なのだけど主人公としては珍しいキャラクター。
仙八は兵法(戦闘)では無双だが、それ以外自主的に動かない。
由比正雪、鄭成功、そして怪僧大涛禅師の使い走りにされる。
自主性が無いわけじゃないけど、もっともらしい理屈を聞かされると過度に感心して言いなりに。
女にも弱い。ハニートラップにすぐひっかかる。
ちょろい。
ちょろいとは言ったけど、江戸,大阪,中国大陸を駆け回るスケールの広い活躍。
思い切りも良く、カッコイイ。

140901daitou
表紙。
黒地に南蛮風の舞?
江戸初期+中国南沿岸部といったイメージかな。

自分が読んだ司馬作品は歴史小説「燃えよ剣」、「坂の上の雲」とエッセイ「ロシアについて」。
まだまだだ読む量が足りていないので今後も司馬作品を読み進めたい。