ヤングギター 捨てます!

我が家の本棚。
古いヤングギターが棚を占領中。
スペース的にもったいないので処分することに決定。

2000年7月,10~12月号
2001年1月号~2006年12月号
飛んで2010年12月号の全77冊!
よく取っておいたな、と言うか。
何で捨てなかったんだよ!と言うか。
断捨離、断捨RYYYY!

ただ捨てるのは勿体無いので、必要な所は切り抜いてスクラップすることにしよう。
77冊もあるから徐々に進めていくしかないですな。
オークションに出すのも一興かと思うけど、
付録ディスクは開封済みだし、
使用感もあるので、スクラップして自分の肥やしにする事としましょう。

必要な号があったら申し出て頂ければお譲りします。
折角なので何かと物々交換してもらえるとうれしいですな。

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最初の犠牲者は2000年7月号 ”レスポール大全”
表紙はジョン・サイクス
ブラックビューティーといえばこの方。

ウチにある最古のYGだけど、実は後になってバックナンバーで買い求めたモノ。
この後2001年8月号の”ストラト大全”を読んで、レスポールの方も欲しくなったため。
時期ごとのレスポールの特徴と有名ミュージシャンの愛器紹介。

新製品紹介コーナーにワッシュバーンのジェニファー・バトゥン・モデルが出てて吹く。
当然MIDI対応ギター。
よく売り出したな。
ワッシュバーンスゴイ。

ヌーノ・ベッテンコートのギターコレクション紹介も興味深い。
今でもメインで使われている(と思う)”N4”には”N1”から”N5”まであるのね。
後に”N6”まで出ているのは知っている。
サンタナのツアー機材紹介も熱いね。

NEWSの欄にブランキー・ジェット・シティとスマッシング・パンプキンズの解散記事が並んでいる。
そういう時期か、2000年って。

なんだか感傷に浸ってしまうけど容赦なくスクラップ。
するのは週末にしよう。
7月号が必要な人がいるやもしらん。

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ほぼ日手帳2015カズン 購入

浦和パルコのLOFTでほぼ日手帳2015″カズン”を買ってきた。

今年からほぼ日手帳使い始めて、文庫サイズの”オリジナル(英語版)”を使用中。
倍サイズの”カズン”に乗り換える事に。
手近にあった岩波文庫と大きさ比較。
完全に手帳じゃなくて”本”だ。
考えるだけで持ち運びに難アリとわかる!

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英語版文庫サイズからすると、紙面は2倍。
その上、マス目が5mm→3.7mmに。
実質書ける広さは倍以上。
自分の場合、紙面は全部字で埋めるんだけど、書ききれるか不安。
まぁ10ヶ月弱続いているので、半分は書けるだろう。
多分。
続けるコツは、少なくともスマホよりは良く眺める事か。

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今年はこんな感じに使用中。
字ばっかり。

自分の場合、キチンと手帳をつけている時期は心身ともに充実していて、
手帳をつけていない時期は心か体の調子を崩している傾向がアリ。
単に調子良くないと日誌が書けないという話かもしれないけど。
逆に言えば日誌がつけられるように調整ができればいいと言う事かも。
がんばろう。

価格はカバー無しで税抜き3500円。
カバーは後日別に調達する予定。
ほぼ日オフィシャルカバーは高いので・・・。
たまたまパルコ寄ったらセールやっていてラッキー。
今日までなので、PARCOカード持ってるみんなは急げ!

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昨年の今頃、
今年使ってるほぼ日を買った時からずっと「ほぼび!ほぼび!」と読んでいたんだけど、どうやら「ほぼにち」のようね・・・。

西新宿のライブイベントで一眼持ってモッシュしてきた

最近知り合ったVOI SQUARE CAT というバンドさんがライブイベントを主催するというので撮影を兼ねて観てきた。
小さめのハコで舞台と席が近い上にえらい盛り上がりで。
最前列はモッシュになってて、いい意味で撮影どころじゃない!
VOI SQUARE CATさんまだ若いのに、とんでもない動員かけられてすごいなぁ。
音源も聴きやすくていいし。
今後もがんばっていただきたい。

ここ最近ライブで写真撮るようになってわかったのだけど、
会場によって撮り方を考えないといけない場面がけっこうあって。
席があって自由に動けなかったり、混んでて動けなかったり。
今回わかったのは、モッシュに負けない体力と精神力が必要な場面があるんだって事。
自分がカメラ構えて前に立つと明らかに邪魔になるので、開演直後に接写で全身像を撮ったら一歩引いて撮るのがいいのかなぁ。

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ピンボケと手ブレはかなり抑えられるようになったので、少しは上達したかも。
写真の上達はともかく、我がバンドもいつかはこういったステージに立てるレベルになりたい。
と、決意を新たに。

 

 

時計じかけのオレンジ 感想

お盆休みに観た映画ラスト。
「2001年宇宙の旅」でおなじみ、スタンリー・キューブリック監督作(‘71)
近未来のイギリスを舞台に不良少年が洗脳を受けて更生するんだけど・・・という話。
「ジキル博士とハイド氏」や「アルジャーノンに花束を」に代表される、人格改造の悲劇みたいな話なんだけど本質は社会風刺かな?
例によってちょっと難解だと思う。
ヴィジュアル的に凝っていて、HENTAI的としか言いようの無い、卑猥で鮮烈なイメージの洪水で幻惑された!
台詞回しもすごいし、BGMは基本的にクラシックなんだけど、全然クラシックさを感じさせない。
むしろクラシカルな権威を嘲笑うようなというかなんと言うか。
あと、ストーリーも巧妙。伏線がことごとく回収されていくので観ていて痛快。
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地獄変・邪宗門・好色・藪の中 他7編 感想

芥川龍之介の短編集。
岩波文庫。
BookOFFにて108円で購入。
いわゆる王朝物の短編がまとめられている。

「ございます口調」の語り部が話す体裁の作品が多く、独特の厳かさを感じる。
口伝という古い形体が王朝物の古めかしさをより引き立てている。
「ございます口調」は下手をするとギャグにも慇懃無礼にもなってしまうと思うのだけど、そこを世界観作りに使ってしまうあたり、流石は文豪と言った所かと思う。

平安時代は幽玄な雰囲気よりも、映画「羅生門」の「末法の世」みたいな雰囲気が好き。
美しい物も汚い物もゴチャゴチャと細かい描写を与える事ができるあたりは、人として文章レベルの違いが歴然として突き放されるように感じる。
自分も頑張ろう。

「杜子春」等小学生でも読める話から、「藪の中」の人狼ゲームめいた話、耽美?を感じる「地獄変」まで、バリエーションの広さも芥川龍之介の魅力かと思う。
本書は割と読解力が求められるけど、独特の雰囲気は一読の価値アリ。