東京マラソン 30km地点からゴールまで
さてさて、楽しかった東京マラソンはここまで。
30kmを過ぎてから急に辛くなりました。
のどは渇くし心拍数もハンパない感じ。
今思うと脱水症状だったんでしょうか。
これはもう一度止まったら二度と動けなくなるな、と思いひたすら全身でリズムを刻んで脚を動かしました。
ヒザは着地の度に鈍痛が走るし、太もも表面の筋肉は真ん中からブチ切れてるみたいに痛いし、足先は裏から甲にかけて縦に分断されてるんじゃないかと言う感じに痛い。
あと腹筋も痛い。
腹式呼吸も3時間続けると辛くなるということがわかったです。
あと沿道からの応援の声がキツかったです。
本来ランナーを励ます声のはずなのですが、耳元で叫ばれると弱った体にはもはや音響兵器の部類。
「Quiet Please」って書かれたボードでも持って...ナンデモナイデス。
気がついたら10km進んでた30kmまでと違い、進んでも進んでも前進した気がしない辛さが頂点に達した東雲あたりで友達が応援に駆けつけてくれました!
見知った顔を見ると、何だか元気が出るというより、筋肉内の別の回路にスイッチするような、何か変な電流が走るのがわかりました。
一気にゴールを目指します!!
←東雲1丁目付近で。
何か元気そうですが...
とまぁ、友人に元気を分けてもらってゴール!!
...とは行かず、引き続きヨタヨタと進んでやーーっとフィニッシュ。
不思議なもので、脚は歩き始めても上半身は勝手にどんどん前に出ようとするんですね。
止まっているエスカレーターを上ろうとすると、自然と体が階段にタイミングを合わせようとして止まるのとちょうど逆の感じです。
あと一回つづく