Fender Champ12 真空管アンプ買いました

中古なんですが、ギターアンプ買いました。
フェンダーのチャンプ12です。

出力12ワットでスピーカーの径も12インチということで、まさしくチャンプ12という所ですね。
アンプ購入3台目にしてチューブ(真空管)アンプです!

これまでは、ギターを始めて1年ぐらいで買ったFender Studio Ampを使っておりまして。

トランジスタアンプです。
IKEAの台所ラックに収まる軽さが魅力。
なかなかキレのいいクリーンが出ます。
歪みはヘボいですが。

引っ越して、ある程度の音量でアンプを鳴らすことができるようになったので
「これは良いアンプほしいな」と、物欲が湧いてきました。
やはり全ギタリストの憧れであるチューブアンプ買うべし、と検索してみました。

自宅での使用なので、音量的に15w以下のコンボアンプを選ぶとして。
サウンド的にはやはりFenderのが欲しいですねぇ。
練習に使っているテレキャスとマッチしそうな予感。

しかしチューブアンプはちょっと高い。
Fenderってロゴが付くだけで、さらに1割高い(個人の感想です)
ベリンガーのアンプブランド bugera や、VHTからお手頃のチューブアンプが出ているものの、
チューブアンプはトランジスタアンプやモデリングアンプに比べると割高だし。
エフェクターに比べると断然高い。
ホイホイとは買えないなぁ。
場所もとるし。

貯金するしかないかと思いきや、
ビンテージとまではいかない程度に古いアンプなら、お手頃な中古が結構有るみたいです。
そこで見つけたのがコチラ。

’89年製 fender champ 12 になります。
デジマートで見つけまして、お店に送ってもらって試奏の上で購入しました。
レッドノブがこの年代の特徴だそうです。
状態キレイじゃないですか?
内部の改造箇所を外した上での販売となるので、標準的な市場価格より1万円ほど安く買えました。
イェイェイ!

スピーカー12インチ=30.48 cmなのでデカイ。
スタジオアンプに比べると圧倒的な本体のデカさ。
スピーカーの径は12インチがいい音するよ、との事なのでOKです。
2.8畳の防音室がますます狭くなるけどOKです。

重い重いと評判のチューブアンプですが、
champ12は両手で抱えて池袋から持って帰ることができる程度の重量。
まぁ2度と手で輸送したくないところですが。

肝心の音はどうでしょう。
やはりクリーンがイイですね。
クリーンなのにガッツを感じる骨太なトーン。
フットスイッチ(取り外し不可)で歪みチャンネルに切り替えます。
歪みはちょっとブーミーで使いどころに困るかなぁ。

中身を拝見。

スピーカーは純正フェンダーのもの。

プリ管も純正品で2本。

パワー真空管は交換されているみたいで、メーカー不明のモノが一本。

いわゆる整流管( レクティファイアー)は見当たらないので、トランジスタになっているようです。

パワー管が一本なのでクラスAアンプということになるみたいです。
クラスAアンプとは!?
アンプとしては一番原始的な構造で、
パワー管の消耗が激しい反面、生々しい音がするタイプらしいです(聞きかじり)。
パワー管がコダワリ無い感じで交換されている事から、実用的に使われてきたのかなと推測。
これからも使い倒してやるぞい。

調査している途中で知ったのですが、
トモ藤田さんという、バークリーでギター講師をされてる方が、練習用にChamp12を推奨しているんだそうです。
バークリー講師のお墨付きなら、もう言うことないですな。

やはりクリーンが最高!
しかしピッキングの強弱で音量が激しく変わるので普通に弾くのも難しい!
ピッキング、ハンマリング、プリングをすべてバランス良く弾かないとフレーズがガッタガタになってしまう!
超練習になりますよコレ。
真空管ェェ…

「Fender Champ12 真空管アンプ買いました」への6件のフィードバック

  1. こんにちは。
    僕も持っています。champ12。新品当時から。
    発売当初の初期形(定価が89000?)買値がバーゲン価格だったのが円高で定価改訂されたのと同じお値段。(楽器屋のオヤジにして殺られた?)

    仕様ですが、
    平均出力10W/最大出力30Wが正解です。
    スピーカーはオックスフォードのOEM、12インチ。
    真空管は、プリにRCA製の12AX-7とその高信頼管7578?。
    パワー管もRCA製の6L6CG(←チャンプ等では初採用のプレミアム)

    入手なさった個体のプリ管が一応フェンダーマーク(中華かロシアのどちらか製品?。オリジナルではないかも)、パワー管がどうやら6L6に間に合わせで換えられているようです。
    6L6CGとは似て非なる物なのでできるだけ早めに正規の6l6CGに為さる事をオススメします。

    真空管は同じ型式でも一つとして同じサウンドの物は無いに等しいのが実情です。

    僕もプリをエレハモ12AX-7Hに、パワー管をスベトラーナ(スロバキア)の6L6CGに替えて見ましたが、オリジナルとは全く?別物(シャッキリ、クッキリ、歪み易く)に成ってしまい、結局は我慢為らずにオリジナル状態に戻しました。

    因みに、スピーカーをヘンプコーン(大麻繊維をコーンに使った)物(エミネンス)に変えています。
    痛い高音が丸まり艶やかで豊潤なサウンドに鳴ります。ジャンルにも依りますがオススメです。

    1. たぬきさん、初めまして。
      記事を書きました、じばんです。
      詳細な情報を教えて頂きまして、ありがとうございます!

      パワー管は6L6なら互換があると聞きましたので、そのまま使用しておりました。
      おっしゃる通り、最大定格等だいぶ違いがあるようですね。
      6L6CGの方、早速手配します!

      入手したChamp12、出音は悪くないと感じるのですが、高音の抜けがイマイチというか。
      テレキャスで鳴らしても、フェンダーらしいTwang感が出ないのです。
      シャッキリ、クッキリを期待してスベトラーナを始め、何本か入手して比べてみたいと思います!
      スピーカー交換もやってみたいですね!

      この度は、本当にありがとうございました!

  2. はじめまして、じばんさん!年末に購入しました。ちょっとノイジーですねぇ。スピーカーをEminence RED CORT RED FANG、Celestion Alnico Blue 等付け替えた結果、Eminence のアルニコ 12AL835 に落ち着きました。レンジは狭いんですが、コンプレッションのある使いやすいご機嫌なサウンドになりました!ES-335で 歪ますと、初期のLee Ritenourの音です。是非スピーカーを交換して楽しんでみて下さい。

    1. 野部さん、はじめまして!
      コメント頂きまして、ありがとうございます!

      初期リトナー!
      いいですね!!
      Captain Fingersかジェントル・ソウツといった感じでしょうか?
      我が家のChamp12だと気持ちイイ音は出てこないです(^ ^)ゞ
      XoticのAC Boosterをチューブスクリーマー的かけると大分使いやすくなりますね。
      ノイズや使いにくい部分も含めて”良い練習”になるかなーと自分に言い聞かせてますが、スピーカー交換!
      検討します!!

      1. レスありがと🙇
        現在、真空管を恒常的、コンスタントに生産する拠点(メーカー)は世界中に僅か三社だけになっています。
        色々言われるチャイナ管の生産元と、いわゆるロシア管の生産元、あと、スロバキアのスベトラーナ社の三社だけ。

        メーカー、ブランドがあまたありますが、ほとんどはそれらから真空管をごっそり買い集めて自社の基準に合うもの(場合によってはそのままを)に自社ラベルに書き換えして「再販売」している再販業者が実状です。
        また、その様なブランドの要望(仕様)に併せてOEM供給も(〇〇再現(コピー)タイプ等)。
        フェンダーと書かれていても内情は同じです。

        昔のフェンダー純正はアメリカのRCA管かと(家のチャンプ12。/プリ12AX-7、その高信頼管75ナンチャラ(2本のgainとキャラが少し違う!?)。パワー管6L6GC(フェンダーのエントリー物ではチャンプ12で初採用)-も)思いますが、
        残念ですが同社は生産完了してかなり経過して同じモノは希少な中古を物色するしかありません。(あのサウンドはRCA管による所大かも。)
        しかも、かなり高価なのにヘタリがある。
        好みのサウンドの真空管探しの旅?にハマると半ばアリ地獄か底なし沼、、、(になりかけた)
        トモ藤田氏がオススメしているのは確か、プリを12AX-7(増幅率100%)→12TU-7(増幅率60%)に落とす事で爆音は抑えられて艶やかになり、ピッキングのニュアンスが出しやすく鳴る云々。だったかと思います。

        チャンプ12、、、家アンプとしたら最高ですが、アンサンブルとなると如何せんパワー不足は否めません。
        また、ボリュームも2時辺りから頭打ち傾向でクリーンは歪み出す(スピーカーが一つの原因)ので使えません?
        安直に実音量をアップする方法がスピーカーをオリジナルより高効率なモノにする方法。
        ボクの場合、先に書いた通り、エミネンスのカナビスレックス?/(ヘンプコーンスピーカー)耐入力50W/再生効率約100dB/W/m、とした事で実音量、音圧はオリジナルの2倍以上に鳴りました。
        (エリッククラプトン氏ほかあの系統のフェンダーアンプ使いのギタリスト御用達だそうです)
        スピーカーを交換して直ぐに行き付けの30席程度の小さなカフェでのジャズライブに旧知の手練れなギタリスト(たぬきはWベース弾き)にレンタル、、、大絶賛(クリーン)。お持ち帰りしそうな勢い。

        後日、同じくブルースセッションにレンタルお試し投入。
        アンプは他にフェンダーjのトランジスタータイプが2つ。
        結果は、、、クランチ~ドライブがメインでしたが、サウンドの艶、鳴り、ボディー感、倍音の気持ち良さ、解像度、抜け、、全く格が違う。当然チャンプの圧勝
        お店のマスターも同意見。(置いといてね(ハート?)。不特定多数に弄られるのはアレなので回収)

        因みに、たぬきのいたずら用のギターは日本分家のES-335(57クラシック搭載)がメインで、
        先日訳ありでサリベージしたヤマハのマイクスターンモデル(TEタイプ)のエントリー物(フロント HB,リアはシングルタイプのHB)。これがめっちゃ良い!
        あと、古いアリアの薄胴のエレガット(ボサノバの刻みがしたくて、、、)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です