Martin OO-15M 買いました!!

2024年の年末にアコギを買ってしまいました。
マーチンのOO-15Mです。オールマホガニー製の渋いやつです。
ボディーシェイプ(サイズ)違いのD-15Mと弾き比べできましたので、レポートします。

日課のデジマート周回をしているうちに、大久保のクロサワ楽器本店にマーチンのD-15Mのレフティーモデルが中古でお安く出品されているのを知りました。
そのうち弾きに行ってみたいなと思っていましたが、音楽仲間のマルタユウヤさんがライブのリハーサル前に同行してくれることになりましたので、試奏しようとなりました。

マーチンD-15Mは、アコギ界の大定番ドレッドノートをトップ、バック、サイド、ネックまでマホガニーで作られたモデルです。
バインディングなどの装飾も最小限で、味のある面構えかと思います。

店内を見ているとD-15Mの他にもOO(ダブルオー)の15Mもあるではないですか!?
もちろんレフティーモデル!
こちらも中古で同じ価格。
こんなのデジマートにはなかったぞ。
店員さんに聞いてみると、入荷したばかりで、デジマートに出品がまだされていない個体だったそうです。

ここに驚きのドレッドノートVSダブルオーの弾き比べ対決が始まることとなりました!

レフティギターの弾き比べができるなんて夢のようです。
普段は楽器店に行ってもレフティが1本ぐらいしか店頭にないので、比較ができないわけです。

いざ弾かん!と思ったら、店の奥の試奏室に案内されました。
完全に包囲された形ですね。
この時点でドレッドかダブルオーのどちらかを買う覚悟ができてきました。
とはいえ、防音室のようなので弾き語りで試したい自分にはちょうど良いと思いました。

いざ試奏開始!
軽く比べただけでダブルオーとドレッドノートでは全く違うギターだとわかりました。
ダブルオーはサラっと弾いただけで中音域を中心にでギター全体が鳴るようでしたが、ドレッドノートはガッツリ弾くと野太い低音が響くイメージです。
変な例えになりますが、エレキギターで言ったらテレキャスとレスポールの違いみたいな感じでしょうか?
エレキ弾きの人からすると、なんとなく通ずるところがお分かりいただけるかなぁと思う所です。

歌と合わせてみると、ダブルオーの方が自分の声と合っているような気がしました。
一般にドレッドノートの音は人間の声の周波数帯を避けるように鳴るので、弾き語りには良いとされています。
逆にダブルオーまたはトリプルオーはギターのおいしい音域が出るので、ソロギター向きと言われています。
オールマホガニーなので違ってくるのかもしれませんが、ダブルオーの方が自分の声に合っているのは意外でした。

一緒に試奏してくれたマルタさんも、試奏室の外で聴いていた店員さんもダブルオーの方が山口の声に合っていると、太鼓判を押してくれました。
実は、黒澤楽器本店の試奏室は完全な防音室ではないので、外に声が漏れていたそうです。
クロサワ楽器本店にこだまするドーパミン。

ダブルオーもドレッドも弦高調整がしっかりなされていて、演奏性は最高でした。
よく言われる「座りでのドレッドの弾きにくさ」は確かに感じました。
その点ダブルオーは腕にスッと収まってくれて楽に弾けますね。
さらっと弾いてもしっかり鳴ってくれるのでリキまずに弾けて、ダブルオーの方がうまく弾けるような気もしました。

これはもうダブルオーでしょ、と相成りまして。
年末の忙しい中新しいギターを背負って帰ったわけです。
もちろんマルタさんのライブを観て帰りました。

次回はダブルオーのレビューを書きたいと思います。

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