無料鑑賞券を頂いたので観てきた。
 「パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間」という作品。
タイトル通り、1963年に起こったケネディ大統領暗殺事件のドキュメンタリー。
 ドキュメンタリーだからか、再現映像といった感じの描写が続いてドラマが無かった印象。
 冒頭の銃撃から血まみれの大統領が病院で処置を受けるシーンまで、勢いがあって最初からクライマックスといった感じで息を呑んだ。
 後はダラダラ。
 タイトルの「パークランド」は搬送された病院の名前なので、病院がクライマックスなのは間違ってはいないのかもしれない。
 だけど、何らかの陰謀があったにせよ暗殺を防げなかった警備担当者やFBIの無念と焦燥とか、
 暗殺犯オズワルドの家族の不安とか、描ける題材がたくさんあったと思うので少し残念。
ケネディ暗殺事件がアメリカ国民のメンタリティに与えた影響とか、歴史的影響について理解があると、また見方が違ってくるのかなぁと推察。
 同じケネディ暗殺がテーマの名作「JFK」あたりを観ておくといいのかなぁ。

