朝がた、ボケっとしていると、意図していない曲が頭の中で流れて厄介なことがある。
今朝は菅田将暉の「虹」が流れた。
先日のオープンマイクで歌っている人がいたからだろう。
意図しない曲が頭の中で流れ始めるのは、朝起きる時と歩いている時、そして自転車をこいでいる時。
移動している時が多いようだけど、不思議とランニング中は曲が流れない。
走行時は走るリズムが体の中で刻まれているので、リズムに合わない曲が流れないのかもしれない。
ボケッとしている状態で脳がおこなっている神経活動のことをデフォルトモードネットワークと言うそうで。
意図しない記憶が引き出されてくるらしい。
頭の中で曲が勝手に流れ出すのも、デフォルトモードネットワーク時に曲の記憶が引っ張り出された結果なのだろう。
思いもよらぬ記憶同士が結びついて良いアイディアが思い浮かぶことに繋がるんだとか。
確かに散歩中と自転車に乗っているときに、アイディアが思い浮かぶことが多いように思う。
走っている時も思い浮かぶので、曲が流れるのとは違って、アイデアはリズムが関係ないのだろう。
この文章を書いてる間も、割とデフォルトモードだと思う。
書いている間に書く内容を考えるのが常だから。
何か書きたいことがあって書くのではなく、書きながら考えているのだ実は。
デフォルトモードはスマホとかパソコンとかITが大敵。
意識がネットからの情報に飲まれて、頭の中の情報にアクセスできなくなってしまう。
スマホやパソコンの登場で、人類の頭の使い方が変わったとしたら、自分の頭の記憶にランダムにアクセスする時間が減ったというのはあるだろうな。
それで人類の頭の使い方に変化が起きたのかわからないけど。
結局スマホが便利なのは間違いないし、ネットの誘惑に負けずにスマホが活用できる素晴らしい方もいらっしゃるのだろう。