ループボックス作成 穴あけ篇


 

いよいよ筐体に部品を取り付ける穴を開けていきます!
今回のループボックスに開ける穴は12箇所。
アルミダイキャストボディーにドリルでドリドリ穿っていきます!
まさに穿孔。
やーっとDIYぽくなってきましたね!

穴あけ完成形

まず穴を開ける場所を決めるために型紙を起こします。

定規で測って寸法を出して、穴を配置。
割と余裕の無い大きさのケースを選んでしまったので慎重かつ大胆に記入していきます・・・。

リア面の標準ジャックが4個並ぶ所が狭そうですね。

完成した型紙を物理的にコピー&ペースト!

この状態で依頼主サマに見てもらってGOサインを頂きました。

一般的なエフェクターケースの穴あけでは、筐体に中心線と穴あけ点を直接書き込んでいくみたいですが。
自分の場合、立体物に正確に中心線が引ける気がしなかったので、型紙を貼り付ける方式をとりました。

開ける穴の中心点にポンチでドーン!
ポンチとは先の尖った鉄の棒。
ハンマーで筐体に打ちつけて、ドリる点を刻印していきます。
こうしておくとドリルを押し当てた時に先端がブレないのでいいのです。

ドリルでドーン!
フットスイッチの穴が直径12mmという巨大サイズなので、会社のボール盤を借りました。
徐々に太いドリルに替えながら穴を広げていくので、30分ぐらいかかりましたが、本格的な工作機械を使って作業すると早い早い。
電動ドライバー+リーマーで作業するのに比べれば相当な早業のはず。

そんなこんなで一番上の穴あけ完成図のような感じになりました。
いてもたってもいられず、パーツを仮組み。
写真はリア面が正面。

パーツの配置はこんな感じ。
両隅の背面ジャックが本当にギリギリだったみたいですね・・・
これでループボックスも一つのヤマ場を越えたと言うか何というか。
残る塗装,配線,+αがんばって、早く依頼主さんにお渡ししたいです。

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