半分の月がのぼる空 (2)

   

ちょっとネタバレですが、ヒロインが死にそうです。
2話の時点ではピンピンしていますが、端々で死への憧憬に囚われている様子が見られます。
1話でデレたのは何だったのかと!
主人公の方もけっこうタイヘン。
入院患者のくせに色々と無茶な事して自爆したり、痛い目にあったりします。
でも何だか「若さってこういう事なのかなぁ」とも思う。
少年は散々痛い目にあって大人になっていくのだなぁ、と。
自分の周りにはあんまり痛めつけてくれる大人がいなかったなぁ、としみじみ。
こういうのって大人にならないとわからないんですよね。
でも分からないなりに大人になった自分もそれはそれなので、大事にしたいと思う。
自己弁護終わり。
ほのぼのとした裕一と理香のやり取りの背景に流れる何とも重い影
二人を取り巻く大人達
突っ走って空回りする想いと遠くを見つめる心のすれ違い
銀河鉄道の夜
切ないー。

勉強会 ♯2

昨日紹介した「25歳からの勉強のルール」や「35歳からの勉強ルール」に乗せられて勉強会を始めました。

今日はその第二回目。
何を勉強するのかと言うと、ズバリ「洋書を読む」です!
事は洋書のギター教則本をすらすら読める英語力をつけたいと考えて、洋書入門サイトでオススメされてた「ビッグファットキャットの世界一簡単な英語の本」を読んだ所に端を発します。
いわゆる”S-V-O構文”等のオーソドックスな文法説明を”役者”や”付録”,”化粧品”などの独特の語りで説明していて、自分には革命的に分かりやすかったです。
英語の学習法は唯ひとつ、とにかく読むことだというのもわかりやすい。
日本語もそうですしね。
前回と今回で「ビッグファットキャット」を読み込み、いよいよ次回から本格的に洋書読みを始めます。
記念すべき最初の課題図書は・・・

The Neverending Story(Amazon)

25歳からの勉強のルール

以前紹介した「33歳からの勉強のルール」の姉妹本。
「33歳」の方は家族や仕事と勉強の折り合いをつけるという視点から書かれていましたが、
「25歳」は割と自分本位。
25歳前後が自分に自由に投資できる最後の世代と言うことなのでしょうか?
まぁ、その為の「33歳」ですね。
「25歳」と「33歳」、と言うより作者の考えの違いにより、互いの本で言っている事が逆な所があります。
研修や試験で生じるコストで会社が出してくれる分は存分に利用しなさいという「33歳」に対し、自費で挑む方が気合が入るという「25歳」。
資格マニアの「25歳」と会社の公募留学制度で英国に渡った「33歳」の違いといった所でしょうか。
ですので、自分のスタイルに合った勉強法を適宜取り入れていくのが良いですね!
投げやりですみませんww
自分としては、「25歳」に書いてあった
・始める前に終わりを決める
・セミナーは参加前に予習して、本番で復習する気持ちで臨む
の二つが参考になりました。
勉強を”いい所”で切り上げてると、ダラダラ進めるのを防ぎ、次回の勉強へモチベーションを繋げる事ができます。
セミナーは、まっさらな状態で行くと”できる人”のペースで進められて、付いていけなくなるからです。
勉強法の追求は果てしないです。
早く自分をパターンに組み込んで、全自動で勉強してしまうようなシステムを考えたいです。

関連:33歳からの勉強のルール

ストライド走法

 最近、近所のランニングコース等を走っていて、他のランナーさんを見て気づいた事があります。

自分は足の回転数がけっこう遅い。その代わり一歩が大きい。
これは8年間ウォーキングを続けてきた事と関係があるかもしれません。
ウォーキングでは、大股で歩くのが体脂肪燃焼に良いとされているからです。
一般に、一歩を小さくして回転数を上げる”ピッチ走法”と
回転数は少なくても、一歩の幅を大きくする”ストライド走法”というのがあるらしいです。
自分は後者の様子。
マラソンは毎日走っても完走できない によると、ピッチ走法の方が着地の衝撃が小さいのでランニングを始める時の基本フォームになるらしいです。
しかし同書では、ピッチかストライドかは気にしなくても良いとのこと。
大事なのは着地、腕の振り、目線、呼吸 だそうです。
超長距離になるとわかりませんが15kmぐらい走っている分にはストライド気味で気持ちいいのでしばらくストライド走法で攻めいてみようと思います。

ジョン・レノン対火星人

ポルノ小説家の作者の元に、ひたすら凄惨な死体の様子を書き綴った葉書が届く。
差出人の名は「すばらしい日本の戦争」。 
東京拘置所から出所した「すばらしい日本の戦争」の身元引受人になった筆者は彼の更正を試みるが・・・ 
エロだのグロだの断片がゴチャゴチャに混ぜ合わされて、ギリギリ小説としての態を保っている。 
怪しいコラージュ感が何とも言えない。 
この作品の読みどころはストーリーでもプロットでもない。 
”構成”という日本語でしか表現できない何かだと思う。 
ちょっと読み辛い文体なので、途中で投げ出しそうになりましたが、タイトルの”ジョン・レノン対火星人”の決着はどうなるのか、もしくはそもそも意味なんて無いのか、暗号が隠されているのか、気になって読み通しました。 
 まぁ、そこは読んでのお楽しみと言う事で・・・