3月24日に行われた渋谷TakeOff7でのしばいぬライブ。
その3日前、ライブ直前ですが新機材BOSS DS-1Xを導入しました!
今回はDS-1Xレビューです。
スタジオにて
去る3月21日。
池袋スタジオペンタにてライブ直前リハーサルがありました。
ふと思いついて、BOSSのDS-1Xをレンタルしてみました
スタジオペンタさんでは1時間50円でエフェクターがレンタルできます。
ネットレビューを見ると、誰もが褒め称える名器である様子。
その実力やいかに?
まずはLevel以外の全ツマミを12時方向にセット。
軽く鳴らした瞬間にジューシーな歪みが飛び出してきました!
テンション上がる!
情報量の多い歪み方をしてくれます!
HighとLowのツマミがありますが、調整できる範囲が広い。
フルにすると使い物にならないレベルまでブーストされます。
ツマミの効きが良いのに恐縮ですが、High,Lowともに12時に合わせた後、微調整する程度で十分かと思います。
当日まで使っておりました、MXRの5150 Overdriveと比較すると、
「エッジ感のある歪み」という傾向は共通しています。
どちらも情報量の多い歪みで、ジューシーです。
単体としては5150 Overdriveの方がアンプで作った歪みのような音色で好みなのですが、
バンドの中に混ざるとDS-1Xの方が音抜けは良いように聴こえました。
エフェクターで歪ませている感はあります。
実際エフェクターで歪ませているわけですが。
5150 Overdriveについては、別にまとめてレビューしておきたいです。
ノイズ
BOSS DS-1X公式ページによると、
ハイゲインと超低ノイズの両立を実現。
ノイズに関しては相当自信がある様子です。
エレキギターにおいては、至る所にノイズの発生源があるわけで。
ノイズの話となると、難しい話にならざるをえないです。(予防線)
慎重に検証する必要があるのですが、現時点で確認できたのは
DS-1XをOFFにすると消えるノイズが、
出る時と出ない時がある
ということです。
スタジオで鳴らしていた時と、新品で購入して我が家で音出しテストをしていた時はけっこうノイジーでした。
Gainを上げるとノイズも上がる。
ノイズ無いってうそじゃーん、と嘆いていました。
その後しばらく放置しておいたのですが、
気がついたらノイズが消えていました。
その後は低ノイズで安定しています。
ここからは仮説ですが、
先ほどのBOSS DS-1X公式ページに
DS-1Xは、パワフルなDSPチップとBOSS独自技術のMDPにより、従来のディストーションの常識を覆すレスポンスと解像度を備えた新しい歪みペダルです。
とありまして。
”MDP”という技術が良い仕事してくれるんだそうです。
ではMDPとは?
BOSSのMDPについて解説しているサイトによると
あるポイントでは最適なエフェクトが得られても、数ある要素のうちいくつかが変化すると同じように最適とは言えない場合がありました。例えば、低音弦をミュートして激しく刻むリフに最適な、低域がタイトで粒が揃った歪みのまま中高域で単音リード・フレーズを弾くと、音の太さが足りず、またピッキングによる表情もつけにくくなりがちです。
ギターからの入力信号に応じてパラメーターを変えているらしい…
となると、変な入力信号が入ると誤認識してノイズの元になったりするのかなぁ?
そんなことない??
とにかく、しばらく様子を見ましょう。
まとめ
実にハイエンドな質感のディストーションでした。
DS-1X。
何より歪みのキャラが美味しい。
コントロール幅も広いので、ギターが複数人いる場合便利そう。
重なる帯域を避けるのに使えるかも。
ノイズが出たとしても普通の歪みペダル程度のものです。
今のところノイズが出ない場合の方が多いです。
ハイエンドと言っても15,000円+税ですよ。
BOSS製コンパクトエフェクター群の中ではイイお値段ですが、
ハイエンドエフェクターの中では安い方かと思います。
WAZA CRSFTシリーズの方がお高いですし。
実際に音を出してみるまで懐疑的でしたが、評判も納得です。
おまけ
スタジオ練習後
DS-1X買いに行くか、となりまして。
BOSSエフェクターはどのお店でもほとんど値段が変わらないので、
せっかくなら地元で買おうと、浦和PARCOまでやってきました。
なるほど。
PARCOカードで支払うと5%OFFですとな?
ナイスタイミングです!
問題は島村楽器に在庫が有るか、なのですが…
おお、あるある。
…って、んん?
んんんー!
これは天が「買え」と囁いている!
良い買い物ができました(^^)