東京マラソン2012…完 走 ! その④

東京マラソン 30km地点からゴールまで

さてさて、楽しかった東京マラソンはここまで。
30kmを過ぎてから急に辛くなりました。
のどは渇くし心拍数もハンパない感じ。
今思うと脱水症状だったんでしょうか。

これはもう一度止まったら二度と動けなくなるな、と思いひたすら全身でリズムを刻んで脚を動かしました。
ヒザは着地の度に鈍痛が走るし、太もも表面の筋肉は真ん中からブチ切れてるみたいに痛いし、足先は裏から甲にかけて縦に分断されてるんじゃないかと言う感じに痛い。
あと腹筋も痛い。
腹式呼吸も3時間続けると辛くなるということがわかったです。

あと沿道からの応援の声がキツかったです。
本来ランナーを励ます声のはずなのですが、耳元で叫ばれると弱った体にはもはや音響兵器の部類。
「Quiet Please」って書かれたボードでも持って...ナンデモナイデス。

気がついたら10km進んでた30kmまでと違い、進んでも進んでも前進した気がしない辛さが頂点に達した東雲あたりで友達が応援に駆けつけてくれました!
見知った顔を見ると、何だか元気が出るというより、筋肉内の別の回路にスイッチするような、何か変な電流が走るのがわかりました。
一気にゴールを目指します!!

←東雲1丁目付近で。
 何か元気そうですが...

とまぁ、友人に元気を分けてもらってゴール!!
...とは行かず、引き続きヨタヨタと進んでやーーっとフィニッシュ。
不思議なもので、脚は歩き始めても上半身は勝手にどんどん前に出ようとするんですね。
止まっているエスカレーターを上ろうとすると、自然と体が階段にタイミングを合わせようとして止まるのとちょうど逆の感じです。

あと一回つづく

東京マラソン2012…完 走 ! その③

東京マラソン 30km地点まで

銀座あたりにやってきました。
このあたりは山野楽器や伊東屋に行ったりバンド組むずっと前にメンバー達としゃぶしゃぶ行ったりした思い出の地。
初めて美容院行ったのも銀座でした。
やっぱり知っている所を走るのは感慨深いですねぇ。

浅草近くで給食に人形焼が出てきました。
一見おいしそうなのですが、口内の水分を根こそぎ持っていかれる上、意外とモチモチしているので飲み下すのに結構苦労する;
しかもアンコが入ってないし。
ちょっと自分としてはオススメできないですねー。

17km地点から5km毎に給食ポイントが設けられていて、バナナやレーズンをもらいました。
無論、給食ポイントにくる毎に何か食べていたのですが、沿道の皆さんからもアメやチョコ等、色々頂きました。
ごちそうさまでした。
20km過ぎぐらいかな?でもらった、チョココーティング柿の種が一番おいしかったです!

あと、今回発見した新しい食べ方。
梅干とバナナを一緒に食べるとすんごいウマイ!
バナナのネチっこい甘みと梅干の酸味と塩味がなんとも言えないおいしさ。
もしかしたらランナーズハイかもしれませんが・・・
今度梅干を買ってきたらリトライしてみます。

まぁ、楽しかったのはこの辺までなんですけどね。

つづく

東京マラソン2012…完 走 ! その②

東京マラソン 20kmまで

東京タワー方面。
品川方面は正直あんまり行ったことが無いのであんまりピンとこない;
けっこうな大通りに面して、いかにも老舗といった佇まいのお店が連なっているのは正に東京だなぁ、と思いました。

芝増上寺の三門はデカイですねー。
後ろに東京タワーがそびえ立つのがまた良いです。
まるで須弥山のよう(テキトウwwww

20kmは時々練習しているのでまだまだ元気。
1kmあたり6分をキープするように調節する余裕がありました。

少女不十分

少女不十分 (Amazon)

作家である”僕”が作家未満の大学生だった頃の話。
通学途中で少女がトラックに轢かれる事故に遭遇する。
その時その場に居合わせた少女の友人”U”の行動を目撃した”僕”。
”僕”を作家たらしめたトラウマの6日間が始まる。

戯言シリーズや偽物語シリーズで人気の西尾維新の最新作。
西尾先生は戯言シリーズと刀語しか読んでないのですが、本作は今までの作品とは打って変わってメタフィクションというか、なんと言うかな作品。

穏便に済まそうとするほど身動きが取れなくなってゆく展開が面白いです!

東京マラソン2012…完 走 ! その①

ついにやって来ました、東京マラソン!!

八月から鍛錬を重ね、遂に最終目標のフルマラソン大会出場となりました。
一月に荒川30Kにて30km完走し、自信を深めてきましたが、いかんせん40kmほ前人未到、空前絶後。
しかもその後に2.195kmが控えてる。
計り知れない…
とまぁ、一抹の不安を抱えながら9:25頃スタート地点通過。
目標タイムは4時間30分。
ペースとしては1kmあたり6分半です。

・10kmまで
スタートは全体の真ん中からのスタートでしたが、15分ぐらいでスタートを切れました。
よく聞く「混雑して走ってられない」ということはありませんでした。
基本ゆるやかな下り坂で、周りのペースに惑わされたのもあって、目標ペースを一分も上回るハイペースで飛ばしてました。

これが後々悲劇を生むのは、もうお分かりですね!

続きはまた明日!