ママチャリGP2014 第二戦に参加!

先週9/6(土)の話。
ママチャリGP2014第二戦に参加。
富士スピードウェー(の敷地内にあるカートコース)をママチャリで爆走してきた。

この日は雲がかっていて、せっかくの富士山が一片も拝めず。
そのくせ日差しは強くて、けっこう焼けてしまった。

そもそもママチャリGPとは、富士スピードウェーをママチャリで走る6時間耐久レース。
サーキットを走る本戦が1月に、
カートコースを走る第1戦第2戦が4月と9月にある。
ロードレーサー等のスポーツサイクルは不可。
重いママチャリを必死で漕ぐ、愛あふれる浪漫のレースなのだ。
1チーム最大10人、交代でこぎ続ける。
待っているメンバーはBBQで体力を回復する(多分)。

自分は中学高校の同窓生7名とチームを組んで参戦。
実は今年で初参加から3年となり、準備から撤収までずいぶん要領よくできるようになった。

カートは小回りが効くだけあって、ヘアピンカーブが続くコースになっている。
ママチャリに乗って体重移動でカーブを曲がり切る機会は街中ではそうそう無いので超楽しい。
残念ながら熱中症も含めて負傷者が数名出てしまったみたいだが・・・。

さらに、実は来年1月には本当にスピードウェーのサーキットを走る”本戦”への出場が決定済だったりする。
みんながんばろう!

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グランド・ブダペスト・ホテル 感想

お盆休みに観た映画その3。

有楽町スバル座にて観賞。

常連客の遺産相続争いに巻き込まれた“グランド・ブダペスト・ホテル”コンシェルジュと、その弟子が事態を収拾すべく走り回る。
ブダペストといってもハンガリーの首都ではなく。
架空の国ズブロフカ共和国の“グランド・ブダペスト・ホテル”。
タイトルが“ホテル”なのに実際は西へ東へ走り回るロードムービー的な面もあり。

ホテル内はまるで油絵を見ているような、ちょっとのっぺりとした極彩色のビジュアルで統一されていて幻惑される。
一歩外に出ると第一次世界大戦下を連想させる、暗いヨーロッパの雰囲気が醸しだされている。
ヨーロッパの戦争に対するメンタリズムを垣間見たように感じる。
本作はドイツ・イギリス合作映画。

全体的にテンポよく進行。
油断していると置き去りにされるので注意。
ミステリー自体は力技で解決されるので大丈夫かと思う。

タダ券をもらったので、何の期待もしないで観たら意外にスマッシュヒットだった。
興行的にもスマッシュヒットした様子。
ギャグありサスペンスあり暴力ありのエンタメてんこ盛りの一本。
11月にDVD出るらしいので、おすすめしたい。

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☆☆☆☆★ 4.5点 (5点満点)

朝活継続中

7/21より継続している“朝活”
気がつけば一ヶ月を突破して40日程継続中。
その間サボったのはわずか2日のみ。
いい感じに定着してきているのではないかと思う。

始めた頃の課題はとにかく二度寝しない事。
ランニングか艦これをして眠気を紛らわせていた。
ここまで10日ぐらい。

体が慣れてくるにつれて本格的に朝活を開始。
起きる→犬の散歩→
帰宅/エサやり→体重/体脂肪率測定→
水分補給→ストレッチ
ここまでで30分。
腰痛予防に腰のストレッチは念入りに。
その後、一日の予定を立て&読書、
もしくはランニングで30分。
これで大体6時を回るので朝活終了。
正直な所大した活動はしていない。

ここ1週間はモーニング・ノートというのを実践中。
朝起きて、頭がカラッポの状態で思い浮かんだ事をひたすらノートに列挙していくというアクティビティ。
自分の本当にやりたいと思っている事を見出すのに役立つらしい。
ネタ元はライフハッカー。
毎朝、頭に浮かんだことを手書きする「モーニングページ」の絶大なる効果とは?
今のところ、自分の本当にやりたい事というより、前日の反省ばっかり書いているので、本当に効果があるのか疑問。
モーニングノート提唱者の書籍を読んで、細かい方法論を確認した方が良いかもしれない。

朝活はまだまだ模索中。
カッコカリだけど自分のスタイルができつつあるので、今後も続けたい。

大盗禅師

司馬遼太郎の幻想小説。
江戸初期に幕府転覆を企てた由比正雪
同時期に大陸で女真族の侵略に対抗した明の遺臣鄭成功
二人の活動を、剣豪浦安仙八の視点で描く。
謀反者達の物語。

由比正雪周辺で実在の人物が多数出てくるのだけど、ジャンルとしてはファンタジー。
妖術だか幻術だか、不思議なことが度々起きる。
司馬作品をよく読んでいる父親の曰く
「司馬遼太郎もこういう話書くんだなぁ」
だそうで。
異色作のよう。
実際、司馬遼太郎全集にも入っていないらしい。
ファンタジーという事を抜きにしても、
一つの歴史的出来事を焦点に描いているわけでないし、
ラストも唐突に終わって、尻切れトンボのような印象。
書くだけ書いて次の企画に行ってしまったのかな、と推測。

一応浦安仙八が物語を通じての主人公なのだけど主人公としては珍しいキャラクター。
仙八は兵法(戦闘)では無双だが、それ以外自主的に動かない。
由比正雪、鄭成功、そして怪僧大涛禅師の使い走りにされる。
自主性が無いわけじゃないけど、もっともらしい理屈を聞かされると過度に感心して言いなりに。
女にも弱い。ハニートラップにすぐひっかかる。
ちょろい。
ちょろいとは言ったけど、江戸,大阪,中国大陸を駆け回るスケールの広い活躍。
思い切りも良く、カッコイイ。

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表紙。
黒地に南蛮風の舞?
江戸初期+中国南沿岸部といったイメージかな。

自分が読んだ司馬作品は歴史小説「燃えよ剣」、「坂の上の雲」とエッセイ「ロシアについて」。
まだまだだ読む量が足りていないので今後も司馬作品を読み進めたい。