5月に亡くなった、アタック25の司会で有名な児玉清さんの書評エッセイ。
児玉さんのイメージからすると、純文学とか哲学等の書評かな、と思って読み始めました。
意外にも紹介されている作品が欧米のエンターテイメント小説ばっかりで驚きました!
しかも、本の紹介から飛び出して、児玉さんの思い出や関連作品のお話でなかなかカラフルな書き味。
自分はこのジャンルだと「ダビンチ・コード」しか読んだ覚えが無くって、知っている作品は”マディソン郡の橋”と”羊達の沈黙”ぐらいなのですが、とても楽しく読めました。
翻訳版が出るのが待ちきれずに原著を読み漁るという児玉さんが言うには、
洋書は何冊も読んでいると、いつの間にか直感のようなものが研ぎ澄まされて、単語が分からなくても何となく読めるようになるそうです。
そこは先日紹介した「ビッグファットキャットの~」の話と一致していますね。
やっぱり読むしかないんだなぁ。
がんばろう。