北浦和で二郎系ラーメンの店 どでん

夕食に友人の栗ちゃんと二郎系ラーメンへ。


北浦和つっても駅から結構な距離にある二郎系ラーメン屋「どでん」
以前は「富士丸」という二郎系店舗ののれん分けだったみたいなんだけど、
独立改装リニューアルした様子。
量に妥協しない姿勢は以前と変わらずっぽい。

自分は並ラーメン野菜マシマシ+味玉をオーダー。
まず出てきたのがページトップ↑の写真。
これでも十分多いけど野菜普通盛りを頼んだ栗ちゃんと同じサイズ。
どういうこと?オーダーミス?

と思っていたら
マシマシの分が小鉢で追加。
なるほど。ってどひゃー!
そういう仕組みか!!
ちなみに味玉は野菜に埋もれていて見えない。

早速いただく。
天地返しに微妙に失敗しつつ出てきた麺は、栗ちゃん曰く「ちぢれ麺ならぬ千切れ麺」。
巧いことを言う。
ちょっと平たい形状で箸によく引っかかって食べやすい。
二郎の味がする。
量多し。
ブタはなんだか昔ながらのチャーシューっぽい甘みがある塩味。
ギリギリの所でゴムブタ未満って硬さだったけど、個人的には歯ごたえがあってイイ感じ。
うまし。
野菜をフル投入して完食。
意外ともやしにシャキシャキ歯ごたえが残ってってイイ感じ。
食べるのは疲れるけど。
ギリギリおいしく食べられた。
まだまだ胃袋は衰えていないね、自分。
ごっさまでした!
最後に別角度でもう一枚。

草枕

草枕

Kindle版で読みました。つまり青空文庫版。
 
例によって古典文学はよくわからない
時代が違えばそりぁ読み取れない所も出てくるかと思うけど、古典と言われる物には時代を超越する普遍性があるので、現代人が読んでも汲み取る所があるはずなんだけど…どうも読み込みが甘いのか人として未熟なのか、難しい所があるね。
 
芸術論みたいな所が主題だと思うけど、草枕は小説の形を取った随筆みたいに感じた。
私小説というか、小説にはよくある話だと思うけど。
冒頭の「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される(略)とかく人の世は住みにくい」の一文は有名だけど、ここからしてよくわからないよね。さらに「どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生まれて画ができる」と続く。もうね…
年内にでももう一回読みたいかなぁ。少しは得る物があるんじゃないかな。

桜の森の満開の下・白痴 他十二篇


桜の森の満開の下・白痴 他十二篇 (岩波文庫)

坂口安吾の代表作を集めた短編集。

表題作のタイトルだけ知っていたので、どんな話かなぁと思って手に取ってみた。
結果惨敗。
古典というにはやや新しい作品だと思うんだけど、自分には難しすぎた。
人間ってこんな難解なものだろうか…。もっとシンプルに生きてるんじゃないのかなぁ。自信を無くす。

幻想小説の皮を被ったホラー「夜長姫と耳男」と「桜の森の満開の下」。
夜長姫のキャラはラノベ好きな人にはツボだろうなぁ。女怖えぇ。
桜の森の方は雰囲気に飲まれてしまう。桜怖えぇ。
ビッチの回顧録「青鬼の褌を洗う女」
要するに不倫でしょ?「女体」と「恋をしに行く」
終戦間際に絶望しつつ生を謳歌する「戦争と一人の女」
恐らくギャグ「風博士」
どれも消化不良だ!
よくわからん!!
タイトル知っている物から読んで行った後、残りの作品を掲載順に読んで行ったんだけど、最後になった「アンゴウ」で癒された。
ミステリーとして面白かったし、結末でジンときた。
もうちょい自分が大人になったらまた読みたい。
書いていて思ったけど、この本の感想は一言で言えば「女怖えぇ」でいいかもしらん。