「すべてがFになる」等のいわゆる理系ミステリで有名な森博嗣のエッセイ。
科学万能の時代である現代において科学を忌避し、「科学的な」話に耳を借そうとせずにひたすら単純化された情報を求める輩がいる。
こういった思考停止状態はどこからくるのか、そもそも「科学的」とはどういう概念なのかを説明する一冊。
手帳カスタマイズ術
オーバードライブ作成 素材集め篇
ファズやディストーションに比べると柔らかい歪が特徴ですね。
が、しかし手元にオーバードライブの作例情報が少なくて困ってしまいたした。
赤にするかはデザインが固まってきたら依頼主さんと相談。
10個で100円。
写真のは5mm玉だけど、3mmぐらいのほうが使い勝手が良いかもしれない。
3回線を一踏みで同時に切り替える、みんな大好き、トゥルーバイパスの要。
一個650円もする。
ヒトが踏んでも壊れない堅牢性と回路切り替え機構から考えると妥当な値段か・・・。
最近気がついたんだけど、上のような電池スナップを使って電池から電源を得る時は配線に注意が必要!
オペアンプは回路の中で、前後に任意の抵抗を接続してやると、任意倍に信号を増幅してくれる便利素子。
こんな感じでコンバイン。
一山幾らの回路界の足軽雑兵・・・なんてことはない。
100個でまとめ買いするに値する重要パーツですよ。
無数の穴の周りが銅箔で縁取られています。
ここに素子を実装。
これも必要な分だけ切り取って使います。
抵抗値がツマミのひねり角度で変わるステキ素子。
抵抗値を直感的に変えられるので、オペアンプやトランジスタの増幅率を調整するのに使います。
あとケースを用意しないといけないんですが、基盤のサイズが未定なので保留。
作り手としては小型化を目指したいんですが、痛くするなら少し大きめの方が絵柄が映えるので、悩ましい。
とりあえず基盤を組んでから考えましょうー。
超簡単 お金の運用術
知的生産の技術
ノート術やメモ術の本を読むと、高確率で名前が挙がるライフハック本の古典。
”知的生産の技術”という事で、ネタ集めから、資料の整理法、考えた事を文章で発表する所までのテクニックを紹介しています。
本書がススメるノート術というのが、ノートではなくカードに書いていく方法。
カードと言ってもトランプみたいな小さな紙片ではなく、B6サイズの中厚紙。
なぜB6という珍しいサイズを選ぶのかと言うと、持ち運びの利便性と、きちんとした文章で記録を残すのに十分なサイズだからだそうです。
書いた内容の整理・分類には、とじられたノートよりもバラバラのカードのほうが良いんだとか。
確かに、メモとかノートは全部同じノートに次から次へと書いていきなさいという本を読んで、半年ぐらいA4ノートに日記等書いていたんですが、閲覧性が悪くて、いつの間にか書かなくなってしまったし。
自分も”カード式”と言うものを実践してみようと思って、オキナのプロジェクト・ペーパーを買いました。
カードというにはペラいけど、レポート用紙の1.5倍ぐらいは厚いし。
一冊200円ぐらいなので、1枚あたり2円と中々お手頃。
どこまで続けられるか、三日坊主で終わらないか心配ですが、ここはがんばるしかない。
本書の序論は、こう締めくくられていました。
知的生産の技術について一番かんじんな点はなにかといえば、おそらくは、それについて、いろいろとかんがえてみること、そして、それを実行してみることだろう。
たえざる自己変革と自己訓練が必要なのである。
情報収集なんかは積み重ねが大事で、ある程度オートマチック化していく必要があるかと思いますが、やはり常に問題意識を無くさない姿勢も必要なんだとおもいました。