インターステラー観てきた

新年早々映画観てきた。
SF超大作「インターステラー」
前評判がすごく良いんだけど3時間という長丁場で、足踏みしてたんだけど、
正月休みって事で意を決して劇場へ。

評判に違わず、すんごい作品。
ウラシマ効果を始め、ワームホールが球形?とか
ブラックホールに飛び込むと何が見える?とか
事象の地平線に高速で突っ込めば大丈夫って本当?とか
5次元世界なら時間も物理的に操作できるよ(?)とか!
SF愛好家はフレーズを聞いただけで観たくなる要素がザクザク。
高レベルSF満載でおなか一杯だね。
一回観ただけではとても脳の処理が追いつかない!

さっきからSFSF言ってるけど、実は作品のキモはストーリーであり、人物であり、人間関係なんじゃないかなぁと思った。
以前ゼログラビティ観た時にも感じたけど、優秀なSFほど情緒に訴える所が強くなるのではないかなと思う。

作中、モノリス型のサポートロボットが出てきてくるんだけど、
状況に応じて自在にトランスフォームして八面六臂の活躍をする所に個人的にグッときた!
あれまじで一台欲しい。

やっぱクリストファー・ノーラン監督はパナイなコレ。
実はダークナイトまだ観てないので観なければ・・・。

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時計じかけのオレンジ 感想

お盆休みに観た映画ラスト。
「2001年宇宙の旅」でおなじみ、スタンリー・キューブリック監督作(‘71)
近未来のイギリスを舞台に不良少年が洗脳を受けて更生するんだけど・・・という話。
「ジキル博士とハイド氏」や「アルジャーノンに花束を」に代表される、人格改造の悲劇みたいな話なんだけど本質は社会風刺かな?
例によってちょっと難解だと思う。
ヴィジュアル的に凝っていて、HENTAI的としか言いようの無い、卑猥で鮮烈なイメージの洪水で幻惑された!
台詞回しもすごいし、BGMは基本的にクラシックなんだけど、全然クラシックさを感じさせない。
むしろクラシカルな権威を嘲笑うようなというかなんと言うか。
あと、ストーリーも巧妙。伏線がことごとく回収されていくので観ていて痛快。
140917ClockWork

GODZILLA -ゴジラ- 感想

説明不要の怪獣王、ゴジラのハリウッドリブート作「GODZILLA-ゴジラ-」を鑑賞。
ユナイテッドシネマ浦和にて。
IMAX3Dで観たかったのだけど、IMAXはトランスフォーマーに換わっていたので普通の3Dで観ることに。
時機を逸してしまったか。

ハリウッドらしい超絶巧緻のVFXに、スリリングな展開。
ド迫力の怪獣アクション。
これを観ずに死ねるか!
と、うなる一本。
特に怪獣の力強さが強調されていて、
ゴジラが海から出現するシーンは正に津波。
巡洋艦(?) を押しのけて海上を征く様はまるで竜神のよう。
しびれるねー。

以下ネタバレを含むので注意。

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【映画レビュー】ゼロ・グラビティ

宇宙開発の現場を舞台にアカデミー賞7部門に輝いた話題の一本。
浦和のユナイテッドシネマにて3D IMAXで堪能してきました!(3月12日)
評判に違わず、超名作でした。

まず宇宙遊泳のシーンで浮遊感がすごい。
初めてプラネタリウムに行ったときの感覚がよみがえった。
地に足が着いているのに足元が宙に浮いているような!
IMAXの大画面に脳の処理が追いついていない所に3Dで現実感を喪失した模様。
まさに映画の世界に突入してた状態!

ストーリーもしっかりしている。
映像美だけでアカデミーを獲ったわけではないのも頷ける、ヒューマンドラマ。
極限状態から精神を立て直すプロセスの描写が巧妙。
主演サンドラ・ブロックの演技がすばらしい。
無重力空間で動きがぎこちない様子を上手く表現しているし、感情を爆発させつつ地球に帰還するために踏ん張る様子が見事。
宇宙飛行士というとエリート人類でスーパーマンなんだと思うけど、宇宙じゃ死と隣り合わせわけで。
そんな中、等身大の人間としてがんばる所がよい。
宇宙が舞台でも人間を描くというのは同じなんだなぁ、と思った。
あとジョージ・クルーニーがマジイケメン。

ゼロ・グラビティは3D IMAXで観れて本当に良かった。
今まではチョイ高い料金で気に入らなかったんだけど、
そもそも映画もあんまり観ないし。
地元に最高の映画環境があるのはやっぱりありがたいなぁ。
投資じゃないけどマメにIMAX観にいこうと決めた。

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殴る!叩く!壊れる!壊す!パシフィックリム!

映画「パシフィック・リム」観てきました。

怪獣が出現するようになったので、ロボに搭乗して殴り倒す!という話!
武器は基本的に拳と刃物のみという威勢の良さ!巨大な物体同士がぶつかり合う迫力!画面一杯に広がって凄かった!!

監督が日本の特撮愛好家らしいので、ジャパニーズ特撮のオマージュかリスペクトがあるのかなーと予測したんだけどそうでもないかな?EVAとマジンガーはわかったけどどっちもアニメだっ。
実直にパシフィック・リム流の特撮を貫く姿が素敵。ロボの剛健さ、怪獣の強大さをひたすら追求した一本だったと思う。
いわゆるヒューマンドラマがあんまり描かれていないので人間の描写がやや薄かったかなと感じるけど、怪獣に立ち向かう戦士達の使命に燃える熱いハートは十分に伝わったぜ!
連休の終わりも見えてきてアンニュイになってた所だったけどイイ物見れて元気出た!あの巨大感をIMAX3Dで満喫できて本当に良かった!!