スケキヨポチ袋たぁ一体!?

浦和の蔦屋書店で面白い柄のポチ袋見つけたので、即購入。
ポチ袋とは、お年玉を入れる等で使われる袋すね。
しかしコレ、スケキヨって書いちゃうとネタバレになってしまうのでは?!

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映画 誰よりも狙われた男 感想

新宿武蔵野館にて「誰よりも狙われた男」を鑑賞。
先日、母が観て来て「面白かったよ!」との事なので。

舞台はドイツのハンブルク。
違法入国してきた、イスラム過激派と疑われる青年の情報がキャッチされた。
捜査チームは青年を泳がせて、過激派の大物を釣ろうと企む。
情報網を駆使してあの手この手でターゲットに迫る手法がすごい。

映画としては実に地味。
サスペンスにつき物の銃撃戦もカーチェイスも無し。
その地味さが却って地道な捜査活動をリアルに演出しているような気がする。

自信を持ってオススメ。

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水車館の殺人

綾辻行人の館シリーズ第二巻、「水車館の殺人」読み終わりました~

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舞台は山間の奇妙な館、水車館。
昨年と今年と同月同日に連続殺人事件が起こり、過去と現在を行ったり来たりしながら話が進むという変わった構成。
正直読みづらい。
「えーと、昨年の第一の殺人のくだりはどこら辺だったかな・・・パラパラ」
とページをめくっていっても該当箇所が見つけにくいのが難点。

館シリーズ第一巻の「十角館の殺人」は建物そのものを利用したトリックがスゴかったんだけど、
今回の水車館はその辺りは見劣りするかもしれない。

散々disったけど、最後まで犯人に翻弄されたし、
伏線がきちんと回収されているので、良作だとおもう。

【映画レビュー】ユージュアル・サスペクツ

唐突に始める映画レビュー。
お察しの通り、更新ネタ作りの一環である。

ネタ作りではあるんだけど、一応建前もあって。
と言うのも、ギターの師匠曰く、
「感性を磨くには、良い音楽良い読書、そして良い映画!」
とのことなので、週に1本づつ観ることに決定。
まぁ、師匠が映画好きなだけなんじゃないの~?とは思うけど!

もっとも、今まで映画なんて季節に一本観るぐらいだったので、マトモなレビューができるはずもなく。
しばらくは「観た映画記録」になると思うけど、悪しからず~。

第一回目はサスペンス映画の名作「ユージュアル・サスペクツ」
「X-MEN」シリーズのブライアン・シンガー監督作。
常習容疑者(ユージュアル・サスペクツ)の5人組が、だましだまされながら危険な仕事(もちろん犯罪)を繰り広げる。

普通に観ていると、最後に「うぉ、マジか・・・」で終わる。
しかしストーリーを把握した上で2周目に突入すると、「ぁーこれはすごいわ」ってなる。
前半に散りばめられた伏線に刮目せよ!

ルー=ガルー2 (上)


分冊文庫版 ルー=ガルー2 インクブス×スクブス《相容れぬ夢魔》(上) (講談社文庫)
ノベルス版は厚くて重いので分冊文庫版で読みました。
「お・・お前がやったのか・・・?!」
みたいな所で終わったので、早く下巻に手を付けたいです。
以下、京極夏彦妖怪シリーズ「邪魅の雫」のネタバレを含みます。

久々の京極小説。前に読んだのが・・・思い出せないけど大学時代に本書の前作「ルー=ガルー 忌避すべき狼」を読んだ覚えが。
その後「邪魅の雫」・・・?「百鬼徒然袋-風」・・・?かなぁ?
いや、確か「邪魅の雫」は「百鬼徒然袋-風」の後に読んだはず。間違いない。
「邪魅の雫」は発売された時に買って読んだので、もう8年前!
8年!そりゃー忘れるわー。その頃からブログ継続してればよかったのに。

しかし「邪魅の雫」の”あの毒”が再び出てくるとは。
いや、ぜんっぜん覚えてないんだけど、アルティメット青酸カリだっけ??
”証拠も痕跡も残さない未知の毒物”っていう何ともフィクション的に作品とマッチしないアイテムが出てきて鼻白んだりしたし、なんとも後味の悪い話だったのは覚えてる。
相変わらず説教臭い文体だけど、これぞ京極夏彦というような感じ。
これよ!これを待ってたのよ!みたいに思うあなたは京極マニア。
妖怪シリーズと百鬼夜行シリーズ、巷説百物語シリーズはまた通して読みたいなぁ。
読みたいけど・・読みたいけどページ数がハンパないよ・・・。
分冊文庫版で読めるイイ時代になりました。じゃあ読むか。
下巻につづく