70年代始めから日本のギター業界に携わってきた筆者が解説する、良い音良いギター、本当のモノづくりについて語る一冊。
モノづくりにおいて真に学ぶべきは
”自分達の歴史、文化に学ぶ態度”
真に追求するべき音とは
”自分のなかでいつも鳴り響いている音”
等々、経験に裏打ちされた金言がちりばめられた、読み応えのある本でした。
70年代始めから日本のギター業界に携わってきた筆者が解説する、良い音良いギター、本当のモノづくりについて語る一冊。
モノづくりにおいて真に学ぶべきは
”自分達の歴史、文化に学ぶ態度”
真に追求するべき音とは
”自分のなかでいつも鳴り響いている音”
等々、経験に裏打ちされた金言がちりばめられた、読み応えのある本でした。
神の粒子だとか、物体に質量を与えるだとか言われている”ヒッグス粒子”が発見されたという報道がありました。
ヒッグス粒子って何だっけなと思い、前に読んだ素粒子関係の本「宇宙は何でできているのか」を再読してみました。
流石に2回目だけあって、前回理解できなかった小林・益川理論の話も割とよくわかりました。
ただ、本書ではヒッグス粒子を”暗黒場”と呼んで、説明をあえてボかしています。
”正体のわからないものに名前をつけると、それだけでわかったつもりになりやすい”
なんだそうで。
知ったかぶりされるよりはよっぽど信頼できますが!
とにかく、ヒッグス粒子の存在が確定すると、物質を構成する素粒子と力を伝達する素粒子の理論が完成する、という事らしいです。
しかし、その素粒子の理論(標準理論という)で説明できる物質は宇宙全体の0.5%にすぎないんだそうで。
残り23%がダークマター、73%が暗黒エネルギー・・・なんだそうですよ。
宇宙の残りほとんどは謎のままという事ですが、今回ヒッグス粒子を生成した粒子加速器は、元々ダークマターを生成する目的で作られた代物らしいので、謎が謎を呼ぶ中、新たな発見に期待したいですね。
坂の上の雲〈5〉 (Amazon)
小説・日露戦争。
ついに旅順が陥落。
次なる舞台は奉天とアフリカ沿岸。
好古お兄ちゃん、もとい日本騎兵団とバルチック艦隊の出番です。
戦争は相手のある動的なものであり、極端に言えば味方の欠陥と敵の欠陥の突合せでこねあがってゆくものである (後略)
ロシア軍は官僚的な仕官ばかりで様々な機能不全を起こしていて、そこを突いて日本がかろうじて勝利を収めたわけですが、
日本軍も陸海問わずある程度の機能不全というか怠慢みたいな所があったというのが意外でした。
これも日本海海戦の圧勝ばかりがクローズアップされている弊害でしょうか。
残す所、ヤマ場は奉天会戦と日本海海戦となってきました。
ザクザク読んでいきたいです。