半分の月がのぼる空 (1)

  

三重県伊勢市の病院に入院中の裕一は同じく入院患者の理香と出会う。
淡々として、且つイマイチ起伏の無いストーリーなんですが。
なんですが、何だかすごい心惹かれる。
場面の一つ一つに何か琴線に触れる、確かな風景が描かれている気がする。
それも飾り気の無い筆致で。
自分は完全版で読みました。
原作のライトノベル版との違いは
・挿絵が無い
・台詞が伊勢弁に変更になっている
だそうです。
挿絵はまぁ好みの問題ですが、台詞の伊勢弁は良いですね。
ラノベからライト純文学にレベルアップした感じがします!
完全版・上は3巻まで収録されているので、ちゃちゃっと読みたいです。

今さら聞けない科学の常識

今さら聞けないって訳ではないけど、意外と知らない科学的豆知識を溜める本。

カフェインの致死量とか降水確率の意味とか面白かった。

中でも納得だったのが、保冷剤が溶けにくい理由。
保冷剤は凍結する前はゲルなので分子の動きが鈍いんだとか。
物質の三態の違いは分子の自由度の違いなので、
凍ったゲルが溶解しにくいのは正に真理。
ガッテン!

東京マラソン2012 当選!!

8月の終わりにエントリーした東京マラソンの当落通知が来ました。
その結果・・・

見事当選!!

いやぁ、うれしいですわ!
これで2月末に向けて具体的な練習スケジュールが組めますね。
まずは先週達成できなかった月間走行距離100kmをめざす所から。

俄然やる気が出てきましたよぉぉぉぉ!!!

狼と香辛料 (1)

ちょっと前に映像化された話題作。

ビッグウェーブに完全に乗り遅れて読み始めました。

行商人ロレンスは商いの道すがら、豊穣の神で賢狼の”ホロ”と名乗る少女と出会い
彼女が北方の生まれ故郷に帰るまで共に旅をすることになった。
ある日銀貨のレートに関する儲け話を持ちかけられたロレンスは話に乗る事にしたが・・・

経済的な寓話とライトノベルを合体させた大傑作。
ホロも老獪で魅力的だど、
自分の置かれている状況や相手の利益になる事、打撃になる事を
巧みに引き出して交渉するロレンスがカッコイイ。

ホロ:「貨幣が国の力を表しているのはいつの時代も一緒のようじゃの」
通貨の価値でひどい目にあってる国もありますけどね!

インターバル走

今日は”インターバル走”で脚力を上げるトレーニング。

何をするのかと言うと、
1.400mぐらい”全力走”
2.200mぐらいゆっくり走って息を整える
これを6セット。

全力走と言っても、短距離走ではないので、
”イーブンペースで400m走りきれる最速走”
という事です。

間に息を整える時間があると言っても6回もやると
さすがに心臓に負荷が掛かっているのがわかります。
あと、ヒザの裏の筋肉が筋肉痛に。

週に一回はこの”脚力を上げる”トレーニングをすると良いらしいです。