EVERNOTE 超 知的生産術


EVERNOTE「超」知的生産術

Evernoteを使った情報収集とアウトプット法のヒント集。

情報をEvernoteに送るツールやアプリ情報、
集めた情報の整理術、
アイデアの練り方とその発表方法が満載でした。
2011年1月に出版された本ですが、まだまだ情報の鮮度はイイ感じです。

ウチのBlogはアウトプットというより読んだ本の記録置き場となっているので、情報としてはEvernote内で完結できちゃうレベルですよね。
「知的生産」というレベルを考えると、なかなか頭が痛い所です。

自分の小さな「箱」から脱出する方法


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自分が箱の中にいる状態、つまりオープンマインドになっていない状態だと、
いかに周囲を巻き込んでダメになっていくか、という話。

中途採用された上級職員の研修という形でストーリーが進んで、とてもわかりやすい。
順を追って話が進むのが明快です。
「自分を裏切る」のをきっかけに自己欺瞞が自己正当化に変わり、他者への攻撃に転じていく過程は固唾を飲みました。

事の大小に関わらず、人と関わる仕事をするにはまずオープンマインドを心がけようと納得させてくれる一冊でした。

読んでいない本について堂々と語る方法(途中棄権)


読んでいない本について堂々と語る方法

釣りではありません。
読んで字のごとく「読んでいない本について堂々と語る方法」を記した一冊です。

つまり、本の内容を熟知するのではなく、
本と本同士の関連性や書かれたバックグラウンドを把握することによって、”この世の全ての本”という知識大系を把握する
というのが「読んでいない本について堂々と語る方法」なんだそうです。

なんですが

第一部第三章で、とある推理小説の壮絶なネタバレが始まります。
犯人の正体が言及された所で本を閉じたのですが、ミステリー好きにはこうしたネタバレは正直耐えられないです。

どれだけ理論武装して、本の体系を把握する事の有意義さを説かれても、良い本を読んでいる時のワクワクドキドキ感を投げ打ってしまいのはどうかと思う。
どれだけ体系化しても取りこぼしは免れないのだから、いっそのこと自分は普通の読書愛好家のままで十分だとわかった。

「デジタル一眼」交換レンズ入門

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先日紹介した「デジタル一眼」撮影術入門の姉妹本で、一眼レフカメラの最大のお楽しみ、交換レンズについての解説です。

カメラ本体についてもそうですが、交換レンズの選び方もギターの選び方に似てるな、って所があります。
例外はありますが、「高価なものほど良い」「欠点も個性」「使い方次第」等々です。

そういった中で
・手振れ補正はあったほうがいいよ
・単焦点50mmレンズで撮っていると広角と望遠の使い分けがわかっていいよ
といった初心者だと軽視しがちなポイントを指摘してくれて参考になりました。

どうやらこのシリーズは三姉妹らしいので、残りの一冊も近々紹介しようと思います。