浮世絵の歴史

 

フルカラーで浮世絵の歴史を眺める一冊。
始まりは安土桃山時代の屏風絵から終わりは昭和の現代版画まで網羅しています。
自分は今まで、美人画なんかはみんな同じ顔に見えたし、北斎と広重の違いも分からなかったんですが、
理想的な美人像を描くトレンドがだんだんと似顔絵的になっていったり、
表現の限界に挑むかのようなダイナミックな構図の北斎と構成面で凝った演出を施す広重、等と、”歴史”と銘打っていますが単なる流れの解説だけでなく、鑑賞についても詳しく書かれています。
あと、写楽は確かに独特。
美術方面は完全に音痴で、その方面の本はあまり読んでこなかったのですが、ちょっと手を出してみようかと思います。

機動戦士ガンダムUC(6) 重力の井戸の底で

相変わらずおっさん達がカッコイイ第六巻。
巨大MA”シャンブロ”が街を蹂躙するシーンは読んでて圧巻。
早く映像で見たいです。
普段から自分本位の発言で周囲に迷惑をかけている自分ですが、いい加減自分に課せられた責任を果たせるようになりたいですね。
「甘ったれるな!」とブライトさんの声で自分にカツを入れていきたいです。
そういえばブライトさんの声を、亡くなられた鈴置さんに代わって成田剣さんが担当されるんだとか。
楽しみです。

機動戦士ガンダムUC(5) ラプラスの亡霊


機動戦士ガンダムUC5 ラプラスの亡霊 (角川コミックス・エース)

「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)/episode 4 重力の井戸の底で」が、さいたまのMovixで1週間限定上映されます。
もちろん観にいくのですが、episode 3は見逃してしまったので、原作を読んで補間します。
何ヶ月か前、ガンダムXを全話観たのですが、UCと同様に主人公の周囲の大人がしっかり大人をやっている話はどれも面白いですね。
信じる事で育まれ、現実に働きかける可能性の獣、ユニコーン。
Xもそうですが、次の世代に世界を託す大人達の背中はまじかっこいいです。
自分もそういう意味で良い大人になりたい・・・。
続けて6巻「重力の井戸の底で」を読みますー。

 

–2018年3月9日追記–

TV放映用編集版「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」をAmazonPrimeビデオで観れるようになってます。
プライム会員は今なら観放題!
頑張って、1週間限定の劇場上映会を追いかけていたのに、
今ではPCやスマホで観放題。
6年前では考えられないぐらい動画配信が拡大していますねぇ。


第8話 ラプラス、始まりの地


第9話 リトリビューション

(リンク等修正しました)

30日で人生を変える「続ける」習慣

ダイエットや勉強を継続しようと思っても三日坊主になっちゃう事が多いですよね。
自分もそろばん検定とか、掃除とか習慣化しようと始めて、投げ出した物は数知れずです・・・。
そんな日々の積み重ねをいかに定着させるかについての一冊。
行動の”習慣化”を三段階に分けて対策を行う所が新しいです。
個人的に思うところがあったのは、”どの行動を習慣化するか”ということ。
5年後10年後の自分自身を思い描いて計画的に取り組むように書かれてますが、
正直来年の自分も想像できん・・・
次はビジョンとか戦略とかそういう本を読みますか・・・。

銀河鉄道の夜

言わずと知れた名作。
自分は小学生の時に一回読んだのですが、「半分の月がのぼる空」第二話の中で言及があったので再読。
”ほんとうのさいわい”とか”ほんとうの神様”と言った意味深な言葉が出てきて様々な解釈ができると思うんですが、自分は”鳥捕り”の存在が解釈不能。
一体何を象徴しているんだろう・・・。
この本には幼い兄妹が狐の幻灯会に招待される「雪渡り」と「雨ニモマケズ」を収録。
雪渡りは塾の国語の問題で読んだ覚えがある・・・。
これで280円なので良いですね。