カテゴリー: 読書
桜の森の満開の下・白痴 他十二篇
ビブリオバトル
最近ネットやメディアでちょくちょく名前を聞くようになったビブリオバトル。
単なる本の紹介会だと聞いていたんですが、ちょっとだけルールを加えて、より効率良く、かつ飽きないように設計されているらしいです。
加えるルールというのが4点。公式サイトから引用させてもらうと、
【公式ルール】
1. 発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる.
2. 順番に一人5分間で本を紹介する.
3. それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う.
4. 全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員一票で行い,最多票を集めたものを『チャンプ本』とする.
だそうで。
5分間の発表で大事なのが「読んで自分はどう思ったか」を伝える事。
これは書評書く時に意識している所なんですが、同じ文章を読んでも人によって感じ方に違いがあるように、本を読むという行為が既に創作活動であるって事なんだそうです。
プロローグとエンディングにビブリオバトルの疑似体験として、出来損ないのラノベが書かれていてイライラするんですが、大事なのは実践。バトルだから実戦かもしれませんが、仲間を集めてやってみるというのが最初の目標なのでちょっと知り合いに声をかけてみようかと思います...(チラッ
三国志(4)
第四巻。表紙は赤壁レッドクリフ。でも実質は孔明の巻。
劉備が孔明を訪ねる度に不在で、その時々に遭遇する高士達に片っ端から声を掛ける姿は滑稽だけど、皆が口を揃えて「孔明程ではない」という事で、否が応にも期待が高まる!
個人的には水鏡先生の飄々としたキャラクターが好き。
好々!
(7/6読了)
舟を編む
読みました。
本屋大賞を受賞して、今年映画化、やたら評判の良い本書ですが自分には微妙でした。
テーマは「情熱」。
そこに辞書作りとか恋愛とかふれ合いとかくっつけて膨らませたのが本作といった感じがしました。
主題は一貫していて骨はあります。
全体的に「もしドラ」に通じる物があるように感じました。
(5/16読了)