軽装エフェクトボード(17年6月版)

エフェクトボード重いです!
毎回スタジオ練習に持っていくの辛いです!

という訳で軽装ボードを組みました!
構成は以下の通り。

ギター→BOSS FV-50L (ボリュームペダル)
→T-REX VULTURE (ディストーション)
→Donner Noise Killer (ノイズゲート)
→Bheringer VD-400 Vintage Delay (アナログディレイ)
→JC-120 (スタジオアンプ)

画像上段の赤いのはチューナーKORG PitchBlack Portable。
ボリュームペダルのチューナーアウトに接続。

それぞれ見ていきましょう。

BOSS FV-50L


Bossの定番ボリュームペダルです。
エクスプレッションペダルの割に軽量。
難点はギアが悪いのかポッドが悪いのか、イマイチ踏んだ感覚で効いてくれない所かな。
ミニマムボリュームが設定できて音量調節にはもってこいのはずなんだけど。
「ちょっとギターうるさいかなぁ」と思った時に気持ち音を絞ります。

T-REX VULTURE

デンマークの老舗、T-REX製ディストーション。
値段は高いが性能は折り紙つきという印象のメーカーですね。
実勢価格15,000円オーバーの所をヤフオクで5,000円ぐらいで落札できました!
元々の値段の割に軽量。

安ディストーションにありがちな、ワザとらしい歪み感が無くて良い。
サウンド的にはカラっといった感もなく、重低音という感もなく。
バランス型ってところでしょうか。
EMG85ピックアップとの組み合わせはイイカンジ。
歪みエフェクターで一般的な3コントロールに加えて、LowBoostとFat(ミドル?)Boostを搭載。
ジャズコーラスで鳴らす場合はLowBoostをかけて低音域を支える。
FatBoostは基本カット。
「ワウ半止め音」にするツマミのようで、モコっとなるので。

落札した当時は後段にオーバードライブをつないでゲインアップして使用してましたが、MXR5150オーバードライブを購入した為お役御免に。
この度めでたく復帰。

Donner Noise Killer


先日紹介したDonnerの格安ノイズゲートです。
大きさと相まって軽量。
T-REX VULTUREのノイズ対策として導入しました。
実はVULTUREノイズ多い。

ツマミの位置で効きがシビアに変わるので、テープ等でツマミを固定する必要があるかも。

[blogcard url=”http://stajivan.com/archives/2679”]

Bheringer VD-400

[blogcard url=”http://stajivan.com/archives/2594”]
みんな大好き、ベリンガーの格安アナログディレイ。
ステレオでキルドライとか面倒なことはせず、直列に接続。
気持ち長めのショートディレイを4回ぐらいフィードバックさせて、
いわゆる「スラップバック・ディレイ」として使用しました。
アナログディレイ特有のあたたか味というかレトロ感も相まって、
コーラス等モジュレーションが無いのを補足するねらいもアリ。

本体を含めてスイッチ部もプラスチック。
配慮して優しく踏むとセンサー感度悪い。
しっかり踏まないとダメだけど、耐久性に不安が残るというジレンマ。
軽量で良いんだけど。

発振サウンドもなかなか良いので飛び道具にもヨシ。

KORG PitchBlack Portable

KORGの定番ペダルチューナー、”PitchBlack”の横長版。
配電機能があるので、パワーサプライ替わりに。
ケーブルチェッカーもついているので、セッションなどの実戦には重宝するのでは。

“Portable”と名乗る割にデカくて重い。
その分、安定して設置できる。
表示もデカくて、ひたすら見やすい。
ペダル型全盛のチューナー界において横長型としては最高峰なんじゃないかな、本器は。

しかし生産終了済。
売れなかったのかなぁ。
トゥルーバイパス未対応なのと、本器のバッファーがあまり音良くないのが原因かな。(個人の感想です)

まとめ

音色としては「歪みとディレイ」という、必要最低限よりちょっと足りてない構成のボードですが。
そこそこ普段の音は再現できてるらしいです。
やっぱりギタリストの技量がサウンドを作るんですな!
ははは。

エフェクター少ない構成のボードにも、それはそれで生まれる表現力があるので、普段でっかいボード持ち歩いてるのはうーん、どうなんでしょうーって思ってしまうところがエフェクター沼に沈んでる証拠でしょうかそうですか。

Donner Noise Killerポチって試してみた

amazonでノイズゲートゲッツ。

ノイズゲート自体はボードに入れてるMXR 5150Overdriveにも搭載されてるんだけど。
5150OverdriveのノイズゲートはMXR M135 Smart Gateを移植している感じらしく、実際高性能。
5150Overdriveは高いけどエフェクター2台分と思えば躊躇なく買えるっしょ(嘘

ただ、高性能なぶん、出音に対して相当忖度している節が見えて。
ノイズの切り方は匠の領域なんだけど、ゲート効果が発動したりしなかったりして、コントロールが難しい時がチラホラ。
ブリッジミュート系リフの歯切れを良くしたいときなんかがそう。
結論としては5150Overdriveのノイズゲートはハムノイズ対策に専念してもらって、
歯切れ良くするのには別のノイズゲートあると便利かなという感じ。
実際、5150OverdriveはOutput上げるとノイズ出るんだよね。
Output上げるといい音するんだけど。

でもまぁ、ノイズゲート購入は優先順位高くはない現状。
なかったんだけどamazonでポチー。
最後の1個です!と言われたのでつい。
その後すぐ在庫復活してたし・・・。
あと値段。

信号カットしきい値ノブ一個に、カットの掛かり具合Soft/Hard切替スイッチ。
Send&Return無しのシンプル設計。
LEDはON/OFF表示のため。
ゲート効果発動を示すインジケーターは無し。
利き具合は自分の耳で判断なのだ。

ノブが12時を超えると普通に弾いててもノイズゲートが働いて音が劣化するわろた。
忖度なく音をブッ切っているのが粋だな多分。

リフをキレッキレにする為に買ったんだけど、現場でイチバン効果が出たのはハウリング対策!
テレキャスがハウる問題に悩んでたんだけど、
音量上げて常にハウってる状態でもNoise Killerを強めに掛けてたら何とかなった!
なったよね?(>バンドメンバー諸君)
音質とか抑揚とかサスティンとか、いろいろ犠牲になるので良くはないんだけど、緊急回避って感じで!

Donnerてメーカーは最近amazonで良く見るんだけど、
このペダルも何かのクローンなんだろうなぁ。

塗装も印字も綺麗だし造りもガッシリしてるぽよ。
樹脂部品のゲートカットが甘い!(プラモ脳

試しにスタジオ持っていったら意外に急場がしのげたので大感謝!
原因不明のハウリングにはノイズゲートが効くかもよ?
ちょっとボードに入れてくる!

ベリンガーのアナログディレイVD400はいいぞ!キルドライもできる

格安エフェクターで有名なベリンガーのアナログディレイVD400を購入しました!

デジタルとは一味違う太いディレイサウンドがいい感じです。ノイズは少ないし、案外丈夫そうな造りで、実戦でも使えると思います。ウェット音のみを取り出す(キルドライ)こともできます。
これで2480円って驚異的です…

続きを読む ベリンガーのアナログディレイVD400はいいぞ!キルドライもできる

Intel NUCで音楽用パソコン組み立てました!

賞与が出たのでパソコン方、新調する事にしました。
DTMやりたいので、DAWソフトcubaseを使うマシンを選ぶことに。
既製品を買ってきてもつまらないし高価なので「組む」ことにしました。
かつて培った自作PC魂を総動員して取り組んだ結果、イイカンジに仕上がりました!

160810 (2)

スペック

メモリ

求めたのはDAWソフト cubaseを使える環境。
cubase動作環境はこちら参照。

ポイントはメモリ8Gぐらいですかね。
メモリ4GのノートPCにcubase AI入れたらカクカクで使い物にならなかったので、
メモリは要8Gです。

OS

OSはWindows10だとダメらしい。
cubase自体はWin10対応OKなんだけど、
音源やエフェクトソフトでWin10対応していない物があるらしい。
時間とともに解決される問題かもしれないけど、念のためOSはWindows8.1に。

CPU&マザーボード

OSをwin8.1で行くとなると、また注意点が!
それはCPU規格の問題!

調べた所、
「DTMならIntel core i5選んでおけば大丈夫だよ~」
という結論で正解っぽいんだけど、同じcore i5でも色々あるらしい。
CPUの構造によって世代差が!
今は第6世代の、コードネーム”SkyLake”が最新なんだけど、
第6世代CPUを使ったPCだとWindows8.1をインストールした場合、
マイクロソフトのサポート期間が短いんだと。
[blogcard url=”http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1603/22/news149.html”]
というわけで第5世代以前のCPUとマザーボードを選ぶ事にしました。

ベアボーン

大体必要項目そろったので、Amazonやヨドバシで部品価格見たり、
カスタマイズPCで有名なサイコムさんで見積もってみたり。

結果、パーツ買い集めてミドルタワー(普通のサイズ)で組むと、
どうしても10万超えてしまう事が判明!

んー10万か・・・
安く上げようと思って自作にしたら逆に高くなってしまった・・・
部品にこだわりすぎたか・・?
しかしLenovoとかDellだとWin10マシンしか手に入らないっぽいしなぁ。

半ば絶望しつつ情報を集めていると、
なに?ベアボーン??

ベアボーンとは、半完成PCのこと。
メモリやHDDといった、お金をかければ強化できる部分が入っていないので、
予算次第で自分で選んで組み立てられるというもの。
コレ活用すればそこそこ安く組めるので、今回はベアボーンで行くことに決定!!
[blogcard url=”http://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/nuc/overview.html”]
Intel謹製でいきます!

部品群

以上、情報集めて決めた結果がこれだ!!
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メモリ,Windows8.1,SSD,HDD,ベアボーン本体(下段左から)

ベアボーン
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Intel NUC 5I5RYH 51,330円

メモリ
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CFD DDR3ノート用メモリ(4GB×2枚組) W3N1600Q-L4G 4,680円

SSD(写真撮り忘れ)
TRANSCEND 256GB TS256GMTS800 12,750円

HDD(写真撮り忘れ)
東芝 TOSHIBA 2.5インチHDD(SerialATA) 1TB 6,150円

その他、Windows8.1、モニター接続ケーブルを合わせて、総計87,950円!
さっそく組んでいきましょう!!

組立

Intel NUC 5I5RYHパッケージ内容。
本体にACアダプタ,各国規格コンセントプラグ,ねじ(ジッパー袋)
それとモニタ背面取り付け金具。
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本体がコンパクトエフェクターサイズなので、
モニターの裏側に取り付けられるようになってる。
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本体底のネジゆるめて筐体を開きます。
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ここにメモリを・・
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こうじゃ!
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次はSSD。
要はUSBメモリのスゴイ奴。
CドライブをSSDにインストールすると、PCの起動が超早くなります。

今回使うSSDはM.2という新しい規格。
形は新しいけど、中身はPCIやSATAと同じらしい。
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こうじゃ!
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最後にHDDを底フタ部分のスロットに入れてぇー
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がっちゃん!
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ふたたびフタを閉めて組立完了!
慎重にやっても1時間かからないよコレ!!

さて、最終局面。
ちゃんと起動するかなー?
とBIOS立ち上げるべくキーボード取り出したところ
なんと入力端子がPS2。
IntelNUCは入力端子はUSBしか無いっす。
ぐぇぇぇこんなところに落とし穴!
しかたなし!
近所のケーズデンキで安いキーボード買ってきました。
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エレコム TK-FCM084BK
ノートPCのキーボードに比べると打鍵しやすいかも。
値段の割にイイカンジ。
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BIOS設定してOSインストール開始⇒完了!
ちゃんと動作しました!
組立完了!!
最新のBIOSはUSBマウスで操作できるようになっていて感動!!

まとめ

ベアボーンでPC自作という事で簡単に組めて、半ば脱力してます。
マザーボードや電源、CPUファン等の選択ができないとか、
グラフィックボードや光学メディア、特殊なインターフェイスの増設ができないとか。
制約もあるけど、んーまぁ大丈夫でしょう(強気

狙った通り、起動が爆速になったので使い勝手が超向上。
今後は音楽作成の方でがんばって活用していましょう!

歪みエフェクター Boot-Leg Blues#Nine を紹介するぞい

ここの所、マンウィズコピバンがいい感じにモチベーション上がってきていまして。
困ったことにモチベーションと連動してエフェクターの数が増えてきております。
マンウィズギターだとそこまでエフェクト増える感じではないですが。
どうしてこうなったんだか。
とりあえず記録というか、備忘というか。
手持ちのエフェクターについて思ったところをメモっておこうと思う所です。

一発目は自分にとっての聖杯”HolyGrail”ことBoot-Legのオーバードライブ
Blues#Nine BLN-1.0です。

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