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超簡単 お金の運用術
知的生産の技術
ノート術やメモ術の本を読むと、高確率で名前が挙がるライフハック本の古典。
”知的生産の技術”という事で、ネタ集めから、資料の整理法、考えた事を文章で発表する所までのテクニックを紹介しています。
本書がススメるノート術というのが、ノートではなくカードに書いていく方法。
カードと言ってもトランプみたいな小さな紙片ではなく、B6サイズの中厚紙。
なぜB6という珍しいサイズを選ぶのかと言うと、持ち運びの利便性と、きちんとした文章で記録を残すのに十分なサイズだからだそうです。
書いた内容の整理・分類には、とじられたノートよりもバラバラのカードのほうが良いんだとか。
確かに、メモとかノートは全部同じノートに次から次へと書いていきなさいという本を読んで、半年ぐらいA4ノートに日記等書いていたんですが、閲覧性が悪くて、いつの間にか書かなくなってしまったし。
自分も”カード式”と言うものを実践してみようと思って、オキナのプロジェクト・ペーパーを買いました。
カードというにはペラいけど、レポート用紙の1.5倍ぐらいは厚いし。
一冊200円ぐらいなので、1枚あたり2円と中々お手頃。
どこまで続けられるか、三日坊主で終わらないか心配ですが、ここはがんばるしかない。
本書の序論は、こう締めくくられていました。
知的生産の技術について一番かんじんな点はなにかといえば、おそらくは、それについて、いろいろとかんがえてみること、そして、それを実行してみることだろう。
たえざる自己変革と自己訓練が必要なのである。
情報収集なんかは積み重ねが大事で、ある程度オートマチック化していく必要があるかと思いますが、やはり常に問題意識を無くさない姿勢も必要なんだとおもいました。
ロシアについて
「坂の上の雲」の司馬遼太郎が語るロシア,シベリア,モンゴルの歴史。
高校の世界史でもロシアが取り上げられるのは17世紀のネルチンスク条約以降か、
中国史としてのモンゴルあたりからで、正直日露戦争までロシアが認識される事がなかったような。
実際、騎馬民族の活動のため、国家形成が遅くなったようですし。
ともかく、周囲を海に囲まれた日本と違い、異民族の活動に翻弄されつつ国家と言うものを形成するに至った過程が興味深かった。
今も昔も世界の動静に目を向けて適切に情報を入手するのがやっぱり大事なんだなと思った。
やってはいけないランニング
やってはいけないランニング (青春新書INTELLIGENCE)
暖かくなってきました。
今年は花粉と黄砂(とPM2.5)がキツイですが、運動し始めるにはイイ時期だと思います。
ランニングに関しては、暑いとすぐ辛くなるのでなんとも複雑な所ですが。
今回ご紹介するのは「やってはいけないランニング」。
いかにも今時の新書といった、危機を煽る感じのタイトルですが、
自分に合ったランニングフォームを探すのと、怪我をしないように衝撃を逃がす走り方の解説がなされていて、タイトルと相反して割とポジティブな一冊でした。
本書の最大の特徴は、胴体・太もも・スネの三箇所の長さの違いで3タイプの走り方を提案している点です。
肩から腰まで(=胴体)と腰からヒザまで(=太もも)とヒザからくるぶしまで(=スネ)の長さを測定し、それぞれの体型に応じて
・スネが長い→ヒザを高く上げて走る
・太ももが長い→体幹のひねりを生かして走る
・胴体が長い→脚部全体を大きく前後に振るようにする
の3タイプで走ると良いそうです。
自分は座高が高いので、胴長体型だと思ってみたのですが、測ってみた所、胴とモモの長さはほぼ同じ。
胴体<太もも+スネ (スネ<太もも)
なので、「やってはいけないランニング」の分類だと、太ももが長いタイプの人間でした。
実際に3タイプの走り方を実践してみた所、ヒザを上げる走り方(スネ長)は足の上げ下げで体力を削られました。
脚部全体を振る走り方は、そんなに悪くなかったんですが、太もも裏側の筋肉(ハムストリングス)にドエライ負荷がかかったみたいで、走っている傍から筋肉痛になりました。
体幹を使うのが自分には向いているみたいです。
もう一点
参考になったのが、地面からの衝撃を逃がすということ。
着地に気をつける事で、前に進む推進力を殺さず、体にも負担をかけない走りができるそうです。
色々メソッドがあるようですが、まず簡単にできるのが足音をなるべく小さくすること。
足音がたたないのはそれだけ衝撃が小さいということなので、理にかなっていますね。
今年の東京マラソンは落選ということで、スタートラインにも立てなかったのですが、次回こそ出場できるよう天に祈りつつ、元気に走ってアピールしていきたいと思います。