浮世絵の歴史

 

フルカラーで浮世絵の歴史を眺める一冊。
始まりは安土桃山時代の屏風絵から終わりは昭和の現代版画まで網羅しています。
自分は今まで、美人画なんかはみんな同じ顔に見えたし、北斎と広重の違いも分からなかったんですが、
理想的な美人像を描くトレンドがだんだんと似顔絵的になっていったり、
表現の限界に挑むかのようなダイナミックな構図の北斎と構成面で凝った演出を施す広重、等と、”歴史”と銘打っていますが単なる流れの解説だけでなく、鑑賞についても詳しく書かれています。
あと、写楽は確かに独特。
美術方面は完全に音痴で、その方面の本はあまり読んでこなかったのですが、ちょっと手を出してみようかと思います。

日本の10大新宗教

いわゆる”新宗教”とか”新興宗教”のうち、10を選んで紹介?する一冊。
2000年だったか、自分が高1の時”フィールドワーク”という課外授業(?)で大阪に行った際、霊感商法で事件になっていた”法の華”の巨大なネオン看板が掲げられていてビックリした覚えがあります。
その日の夜、友人たちの前で「最高ですかぁぁぁ!?」とやって失笑を買ったのもいい思い出です。
自分は小学校の頃、地下鉄サリン事件等のオウム真理教関係の報道を見て育った世代なので、いわゆる新宗教、新興宗教の類にはかなり悪いイメージを持っています。
なので、なるべく触れないようにしてきたため、新宗教については2chでスレッドを眺たぐらいの知識しかったので、なかなか興味深い本でした。
内容としては、カルトや献金問題といった側面ではなく、各教団の成り立ちや成長の過程、その当時の社会の様子を分析しています。
明治維新や戦後の社会的混乱期に新宗教が興隆し、時代の変化によって衰退していく流れがよくわかりました。
カルトを扱わない事で、紹介する教団が仏教系と神道系に限定されてしまっているのが残念ですが偏りなく書かれているので、自分のように新興宗教=オウムというアタマの人にオススメです。

ことばの起源

読み終わりましたっ

すっげー面白かった。
の割りに読むのに時間かかりましたが。

言葉の本なんだけど、話し方のHowTo本とかとは一線を隔す感じ。

話すっていう事は、相手を理解するとか、説得するとかの役割ではなく、
たわいも無い話の積み重ねで、信頼できる人なのか推し量るのが主要な役割なんだな。
なんか納得。

雄種がやたらと芸術とか哲学とかのムヅカシイ話をしたがるのは、いわばクジャクの尻尾なんだって。
つまり異性にデキる奴だと思われたいという欲求の現れってことか!
うにょーん…

言語云々よりも、生き物とか進化とかの話が好きだよ、って人にもオススメ。

DUO3.0

仕事でも生活でも必要無いんですが、洋書のギター教則本を読むために英語力を高めようと、勉強しています。

使ってるのが「DUO3.0」

最大の特徴は

“単語熟語2600個を重複無しで560の例文に凝縮”

という点。
つまり、例文を覚えると芋づる式に二三個の単語が覚えられるということ。

高校の頃ターゲットを使って単語やってましたが、どうしても覚えられない、頭に入らない単語があったので、これは有効かも?

時間が無い時は復習用CDで例文を聞き流すのも良いかも。