【映画レビュー】キック・アス

日テレの映画天国で放送していたので、拝見。
現在、続編が公開中なのでそのプロモーションなのかな。

監督のマシュー・ボーンは「キック・アス」の翌年「X-MEN:ファーストジェネレーション」を監督している。
先週観た「ユージュアル・サスペクツ」のブライアン・シンガー監督といい、ハリウッドX-MENに何か縁があるのかもしれない。

基本的にアメコミヒーローなんだけど、普通の主人公が特に能力が無いまま、周囲のスゴイ人達に振り回されて、最終的にヒーローになってしまうという展開が日本のマンガっぽいかなぁと思った。
アクション、特に殺陣がすごい。
ハリウッドアクションを観ると、日本の特撮って様式美の集合体なんだなぁ、と感じさせてくれる。
体をはったイタいギャグも見所。

【映画レビュー】ユージュアル・サスペクツ

唐突に始める映画レビュー。
お察しの通り、更新ネタ作りの一環である。

ネタ作りではあるんだけど、一応建前もあって。
と言うのも、ギターの師匠曰く、
「感性を磨くには、良い音楽良い読書、そして良い映画!」
とのことなので、週に1本づつ観ることに決定。
まぁ、師匠が映画好きなだけなんじゃないの~?とは思うけど!

もっとも、今まで映画なんて季節に一本観るぐらいだったので、マトモなレビューができるはずもなく。
しばらくは「観た映画記録」になると思うけど、悪しからず~。

第一回目はサスペンス映画の名作「ユージュアル・サスペクツ」
「X-MEN」シリーズのブライアン・シンガー監督作。
常習容疑者(ユージュアル・サスペクツ)の5人組が、だましだまされながら危険な仕事(もちろん犯罪)を繰り広げる。

普通に観ていると、最後に「うぉ、マジか・・・」で終わる。
しかしストーリーを把握した上で2周目に突入すると、「ぁーこれはすごいわ」ってなる。
前半に散りばめられた伏線に刮目せよ!

殴る!叩く!壊れる!壊す!パシフィックリム!

映画「パシフィック・リム」観てきました。

怪獣が出現するようになったので、ロボに搭乗して殴り倒す!という話!
武器は基本的に拳と刃物のみという威勢の良さ!巨大な物体同士がぶつかり合う迫力!画面一杯に広がって凄かった!!

監督が日本の特撮愛好家らしいので、ジャパニーズ特撮のオマージュかリスペクトがあるのかなーと予測したんだけどそうでもないかな?EVAとマジンガーはわかったけどどっちもアニメだっ。
実直にパシフィック・リム流の特撮を貫く姿が素敵。ロボの剛健さ、怪獣の強大さをひたすら追求した一本だったと思う。
いわゆるヒューマンドラマがあんまり描かれていないので人間の描写がやや薄かったかなと感じるけど、怪獣に立ち向かう戦士達の使命に燃える熱いハートは十分に伝わったぜ!
連休の終わりも見えてきてアンニュイになってた所だったけどイイ物見れて元気出た!あの巨大感をIMAX3Dで満喫できて本当に良かった!!

映画「花の詩女 ゴティックメード」観てきました (’13/5/1追記)

本エントリは後半にネタバレを含みます。

角川シネマ新宿にて、映画「花の詩女 ゴティックメード」観てきました。
ポスターのロボを見てピンと来るかと思いますが、月刊ニュータイプにて「ファイブスター物語(FSS)」を絶賛休載中の永野護監督作品です。

観ていてまず驚いたのがキャラクターのデザイン。
一般的な漫画アニメ化の場合、アニメ用のキャラデザなので、ちょっとコレジャナイ感が漂うものですが、ゴティックメードは違いました。
FFSの絵がそのまま動いています。
最近のキャラクターの顔つきや、光沢の描き方がほんとそのまんま。
驚かされました。
それもそのはず、本作は永野氏が原作・監督・脚本・絵コンテ・レイアウト・原画を担当。
正に永野護集大成といった感じがしますね。

よって、永野護ファン,FSS読者は全員ゴティックメードを観るべき!
各県に一箇所ぐらいでしか上映していないので、観にいくのが大変ですが、それでも観るべき!

川村万梨阿さんの歌も必聴です。

---以下ネタバレ---

もしかしたら、と思ってはいましたが、
まさか本当にジョーカー星団の話だったとは。
しかもAD世紀の。
終盤、FFSで見たことがあるエンブレムがチラホラ出てきて、ニヤニヤが止まらなかったですよ。

詩女の”記憶を受け継ぐ女性神官”って設定って、アトールの巫女そのものだし、トリハロンの顔はフィルモアのダイ・グぼっちゃんと同じですし、
ある意味始めからFFSとの関連は明らかだったわけですが・・・。
初代フィルモア皇帝とアトール女皇帝の平和への願いは、魔道大戦真っ只中でお預けを喰らっているFFSファンとしては、となんとも複雑な心境です。

上映時間が60分強で、ストレートなストーリーだったので、ちょっと物足りない感もありましたが、
FFS12巻が出てから6年間の空白を埋めてオツリがくるレベルの一本であること間違いなし。
もしかしたら今後のFFSにはゴティックメードの話が絡んでくるかもしれないですね・・・

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’13/5/1 追記
FFS連載再開のニュータイプ5月号読みました。

あばっばばばばっば、バッシュ・ザ・ブラックナイトが黒騎士ダッカスに・・・!
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!(AA略
モーターヘッドがゴティックメードになったんじゃない。
”ゴティックメード”が”ファイブスター物語”だったのだ・・・!
何を言っているのか(以下略

新しくなった年表に映画”ゴティックメード”のエピソードがシッカリ追記されてました。
星団暦451年だそうです。
AD世紀じゃなかったです。
スミマセンデシタ。

なんだろう、清々しいほどに思い切りの良い設定変更。
GTMのデザイン自体は好きなんですが、重装甲MHがカッコよかったんだよなぁ。
MHの運用にもトレンドがあって、魔道大戦時は重装甲が主流で、となると剣じゃキツイから棍とか斧を持ってるんだけど、黒騎士はそんな中剣で渡り合ってるんだよー
みたいな流れが好きだったんですが、これは・・・
みんなVサイレンみたいなネイキッド仕様みたいな・・・

もしくは、FFSの世界は時代が下るほど科学技術は後退するという設定があるので、
昔はGTMみたいなトンガッたロボットだったのが、だんだんと無難なロボットになっていった・・・
という妄想を膨らませていたのですが。
うっううー;;

ともかくFFSにゃ地獄の果てまで付いていく所存ですので、ガンガン応援していく方針で行きたいと思います。(ポジティブシンキン!)

映画 のぼうの城

昨日の話なのですが、映画「のぼうの城」を観てきました。

本作の見所はずばり役者。
侍から農民まで全員がいい演技をしていました。
野村萬斎の田楽踊りが話のキモになっているのですが、間延びしない本気の田楽踊りに、観ていて引き込まれます。
個人的には佐藤浩市、山口智充の漢っぷりに痺れました。

水攻めシーンは平成ガメラや「巨神兵 東京に現る」の樋口真嗣監督だけあって圧巻の出来栄え。
確かに津波後だとちょっとキツイレベルでしたね…
ドドドという音響は映画館のスピーカーで体感すると良いかもしれません。