パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間 観てきた

無料鑑賞券を頂いたので観てきた。
パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間」という作品。

 

タイトル通り、1963年に起こったケネディ大統領暗殺事件のドキュメンタリー。
ドキュメンタリーだからか、再現映像といった感じの描写が続いてドラマが無かった印象。
冒頭の銃撃から血まみれの大統領が病院で処置を受けるシーンまで、勢いがあって最初からクライマックスといった感じで息を呑んだ。
後はダラダラ。
タイトルの「パークランド」は搬送された病院の名前なので、病院がクライマックスなのは間違ってはいないのかもしれない。
だけど、何らかの陰謀があったにせよ暗殺を防げなかった警備担当者やFBIの無念と焦燥とか、
暗殺犯オズワルドの家族の不安とか、描ける題材がたくさんあったと思うので少し残念。

ケネディ暗殺事件がアメリカ国民のメンタリティに与えた影響とか、歴史的影響について理解があると、また見方が違ってくるのかなぁと推察。
同じケネディ暗殺がテーマの名作「JFK」あたりを観ておくといいのかなぁ。

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ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版 みてきた

週末の話なのですが、前に話したゴジラ(’54)観てきました。
60年前の映画ということで、表現様式もずいぶんと違っていて何だか新鮮だった。

ネタバレを含むので注意!

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ゴジラ(’54)が劇場で

デジタルリマスターのゴジラ第一作目が劇場で観れるぞ!

公開から60周年記念という事だそうで。
リブート版ハリウッドゴジラの公開に先駆けてなかなかウレシイ企画ですな。
これは是非にでも観にいかねば!

今の所さいたま市内だと浦和のユナイテッドシネマだけのよう。
ゴジラだけに日比谷まで観にいくのもオツかもしれない。

恥かしながら初代ゴジラは未見なので、この機会になんとしてもチェックしておかないと。

【映画レビュー】ゼロ・グラビティ

宇宙開発の現場を舞台にアカデミー賞7部門に輝いた話題の一本。
浦和のユナイテッドシネマにて3D IMAXで堪能してきました!(3月12日)
評判に違わず、超名作でした。

まず宇宙遊泳のシーンで浮遊感がすごい。
初めてプラネタリウムに行ったときの感覚がよみがえった。
地に足が着いているのに足元が宙に浮いているような!
IMAXの大画面に脳の処理が追いついていない所に3Dで現実感を喪失した模様。
まさに映画の世界に突入してた状態!

ストーリーもしっかりしている。
映像美だけでアカデミーを獲ったわけではないのも頷ける、ヒューマンドラマ。
極限状態から精神を立て直すプロセスの描写が巧妙。
主演サンドラ・ブロックの演技がすばらしい。
無重力空間で動きがぎこちない様子を上手く表現しているし、感情を爆発させつつ地球に帰還するために踏ん張る様子が見事。
宇宙飛行士というとエリート人類でスーパーマンなんだと思うけど、宇宙じゃ死と隣り合わせわけで。
そんな中、等身大の人間としてがんばる所がよい。
宇宙が舞台でも人間を描くというのは同じなんだなぁ、と思った。
あとジョージ・クルーニーがマジイケメン。

ゼロ・グラビティは3D IMAXで観れて本当に良かった。
今まではチョイ高い料金で気に入らなかったんだけど、
そもそも映画もあんまり観ないし。
地元に最高の映画環境があるのはやっぱりありがたいなぁ。
投資じゃないけどマメにIMAX観にいこうと決めた。

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【映画レビュー】キック・アス/ジャスティス・フォーエバー

先日観た「キック・アス」の続編、「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」を観てきました。
キャラクター達がひとり歩きを始めて、イキイキとした仕上がりになっていた感じ。
ステレオタイプなキャラクターがガヤガヤ騒いでいた前回より作品としてレベルは上がっていると思う。

主人公キックアスはヒーローとして歩き始めたがために大変ヒドい目にあったりする。
今作は非常に展開が重い。
ヒットガールもまた人間的に描かれ始めたけど、前作の殺人マシーンだった頃の方が面白かったので、複雑な心境。

悪役側のマザーファッカー(元レッド・ミスト)は、と言うと
キックアス,ヒットガールの正義側が共にキャラ付けが変わっていったのに対し、残虐性を増しつつコミカルな所を残しているので観ていて少し安心する。

前作を鑑賞してスグなので、どうしても比較しながらしか観れないので申し訳ない。
三部作いけるような伏線が残っているので、期待してる。

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